第7話 洩矢 諏訪子(もりや すわこ)
前回短かったので長めです
ーーー修行百年後ーーー
森の中を歩いていたら遠くに神社のようなものが立っているのを見つけたので行ってみることにした
神社の近くにに行くと小さな少女がいた、
「誰だ!?」
「ん?俺か俺の名は神居だが「お前がこれを送ってきたのか?」
そう言うとその少女は何か紙のようなものを見せてきた
「いや、そんなものは知らないが「問答無用!!」ええ!?」
そう言うと、その少女は鉄の輪のようなもの、チャクラムだったっけ?そんなものも投げてきた、俺はそれをイナバウワーでかわし、飛んで行った方向を見ると木がバッサリ切れ倒れていた
「何ていう、斬れ味だよ」
「まだまだ、行くぞ!!」
そう言うと、少女は今度はたくさんの気弾を放ってきた
「うお!!危ね!!」
俺はそれをギリギリで全てかわし、攻撃が一通り済んだタイミングで、霊力と妖力を纏う
「少女を攻撃するのは気が引けるが、しょうがないか」
そう言って、少女の後ろに高速で回り込む
「!?どこに行った?」
「すまないな」
そして、その少女の首に軽くトンと手刀を当て気絶させた
「さてと、どうするかな」
とりあえずその少女を神社の中に運び、布団に寝かせた
ーーー数時間後ーーー
パチッ
「お!目が覚めたか」
「お前は!?」
そう言うと少女は、布団から飛び起き距離をとる
「待て待て、俺は怪しいものじゃない」
「本当か?」
「ああ、もし俺がお前を殺すつもりなら、今頃お前は死んでいるだろう?」
「それも、そうだな」
「まぁ、まずはお互い軽く自己紹介でもしよう、俺の名は神居だ、普通の人だよ」
「私の名は、洩矢 諏訪子だよ、土着神さ」
「へー神なんだ」
「そうさ、そして」
そう言うと庭に行き
「ミシャクジ様ー」
そう叫ぶと、森の中から白いヘビのような、生き物がでてきた
「こっちが、ミシャクジ様、祟り神なんだ」
「なるほど、そんで諏訪子様「諏訪子でいいよ」あっそう?じゃあ、諏訪子なんで今さっきはあんなに怒ってたんだ?」
「それはね、昨日こんなものが神社にあったからなんだ」
そう言って今さっきの紙を、見せてくる
「えっと、なになに、これは?
私達は大和の国のものだ、いきなりだが、この国をおとなしく私達に譲れ、さもないと私達の全勢力を使ってこの国を滅ぼさせてもらう
と書かれていた
「それで、私どうしたらいいかわからなくなって、いきなり現れたあなたを、襲っちゃったんだ、ごめんなさい」
そう言った、諏訪子の方を見ると涙を浮かべていた、俺は、何をしたらいいか分からなかったので、とりあえず、軽く頭を撫でてこう言った
「気にするな、俺は何もなかったし、こんなことがあったから不安だったんだろ?泣きたかったらいつでも泣け」
「うう…ありがとう、ありがとう」
そう言って、諏訪子は声を出して泣いた
最後まで読んでいただきありがとうございます
実はクライマックスは考えています、最後まで書けたらいいんですけどね
誤字、脱字、質問などがありましたらコメント下さい