第4話 永琳の屋敷の中で
少し長い文が多いです
ーーー 視点 in 永琳ーーー
なんだこの男は?新しい薬の発明途中にやって来たこの男を見て思った感想だ、しかし、私以外の力を感じれる人が見てもそう思うだろう、なぜなら、その男は霊力、妖力、魔力全ての力を持っているのだから、魔力は鍛えればどんな人間でも持つことができる、ただ普通の人間が、霊力と妖力を持つことは普通はできない、なのにこの男はそれをしている、もし里に害をなす人間だったら、ここで始末しなければならない、そこで殺気を放ちながら話してみたが反応しなかったので害をなす人間ではないようだ。
ーーー 視点 in 神居 ーーー
いやー、びっくりした、まさかいきなり殺気を放ちながら喋るとは思わなかった、さて、家に入れてもらったが、どうしようか、正直軽くこの里に来たから挨拶しようと考えていただけで家に入れられるとは思わなかった。
「今から、茶を入れてくるから、少しこの部屋で待っててくれ」
「分かった、ありがとう」
ーーー数分後ーーー
「待たせたな」
そう言って、お茶の入った急須と茶菓子を持って部屋に入ってきた
「心遣いありがとうございます」
とりあえず礼も言っておく
「さて、いきなりで悪いがお前の名を教えてくれないか?」
「ああ、すまなかった、俺の名前は神居だ、歳は16ついでに不老不死だ」
そう言うと永琳はポカンと口を開けて自分を見てくる
「今、なんて言いました?」
「ん?俺の名は神居だと言ったが?」
「その後です」
「ああ、不死不死だと言いましたが?」
「不老不死ですって!?」
「ああそうだがそれがどうかしたのか?」
「どうやって不老不死になったんですか!?」
「え、ええと、自分の能力を使って自分をいろいろと弄ってそうなりました」
「その能力とは?」
「全てのことを無効にする程度の能力です」
「!?!?」
そう言うとまた固まってしまった
ーーー視点 in 永琳 ーーー
何を言っているんだこの神居という男は、不老不死だということだけでも、ありえないのに、この男が持っている能力も最強と言ってもいいぐらい強い。
………調べたいこの男の体を隅から隅まで全てを調べたい、どういう体をしているのか、能力はどれくらいまで無効にするとこができるのか、知りたい
「……のー、あのー永琳さん?」
「いやでも、どうやって捕まえる?薬を使って捕まえるにしてもその薬の効果を無効にされたら………ブツブツ」
「永琳さん!!??」
「…ハッ!すまなかった」
「コホン、えーと神居と言ったな、お前は何処か住む場所はあるのか?」
「いや、ありませんが」
「だったら、この屋敷に住むか?」
「永琳さんが、いいのならばお言葉に甘えて」
「ああ、私は構わんこの広い屋敷に一人だったので寂しくてな」
「分かりました、では、暫くの間ここに住まわせてもらいます」
「ああ、よろしくな」
「よろしくお願いします」
最後まで読んでいただきありがとうございます
永琳のキャラ崩壊が起きてるかもしれませんがお許し下さい
誤字などかありましたらコメント下さい