いつつ星の心音
掲載日:2026/08/16
ひとつ。
小さく頷いて。
ふたつ。
トントンと足ならす。
みっつ。
キレイに貼って。
よっつ。
七分、咲いて。
いつつ。
突き抜けて高くへ。
星を呼ぶなら雨の多い日。
ひとつぼしなら期待をこめて。
ふたつならべば膨らみ秘めて。
みっつ散りばめ三角けい。
中には星座が描かれる。
よっつ夜通し雲はらし。
カササギの橋を渡しみて。
いつつ
届かぬ満天の遠く高くへ焦がれつつ
銀の糸断つ梟の爪。
やがて見惚れてそらになる
しゃがんで縮んで苔石に
低くを飛んで
高さを知って
落ち来る星の心へ水張る
満ちいくうしお
引かれひかれて見るはその音
星にいつつの心があれば
灯し別けるは酷なる宿命
私のひとつを応援に
私のふたつを足跡に
私のみっつを踏み台に
私のよっつを高らかに
私のいつつをてんかいに
するかどうかも
星の音しだい
きざはしではないこの夜空
雨の集まる雲の上
ひかりの音はあなたが塗るの
あなたが決める満天の宇宙
星つかい座の神話のあなた
今日はどちらへおとまりですか。
―― 淡い潮力わたしを呼んだ ――
猪年のしし座だよ。シシシシ!
ガオ~。ずどドドドド!!
星つかい座、は造語です。




