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83.収穫祭(9歳ver)

2年ぶりの収穫祭、その日になりました。

朝から村は準備に追われていましたがとても活気で溢れていました。


「アリスちゃーん!準備できたよー!」


おそらくこの家の中で1番元気なアルさんの声が響きます。


「じゃあこれ頼むわね」

「はーい。いつも通りでいいんだよね?」

「ええ。アリスが温めるんでしょ?」

「うん」

「それなら問題はないわ」

「アルのことも頼んだ。久しぶりに浮かれて....あれは浮かれすぎだな」

「任せてよ。と言ってもアルさんにはニアを頼んでるからしっかりしてもらわないとだね」

「そうだな。ちょっと言ってくる」

「気をつけて行くのよ。まぁ貴女なら魔物は問題ないんでしょうけど」

「うん、気をつける。じゃあ行ってきます!」

「いってらっしゃい」


こうして9歳の収穫祭が始まりました。








「お姉ちゃん、森は大丈夫なの?」

「大丈夫よ。何かあっても私とアルさんがいるんだから」

「おーっと、俺たちも忘れてもらっちゃぁ困るぜ?」

「ニア君、あのお兄ちゃんは危ないから着いて行っちゃだめだよ」

「うん!わかった!」

「なに吹き込んでんだぁ、サーラ!」

「事実じゃーん。周り見ないし?方向音痴だし?魔法使えないし?」

「最後のは関係ねぇだろ!」

「ディル以外魔法使えるからね」

「そうだな。俺の剣も魔法だし」

「ぬぬぬぬぬぬ、んにゃろーー!」

「諸君、ディル少年からにっげろー」







「何これ、家?」


昨日整備した場所に着いたテレスの第一声でした。

見慣れてるからか、アルさんは「すげー」とだけ。

ニアは「お姉ちゃんが作ったの?すごーい」と。


「アリスだけじゃないのよ。私だって頑張ったんだからね!」

「この壁の補強とか?」

「さっすがテレス!いい目を持ってるじゃない」

「俺だって頑張ったんだぜ!」

「えーっと....石拾い?」

「っざけんな!しかもあってるし....」

「ディルは魔法使えないからしょうがないよ」

「クロに言われちゃぁ何も返せねぇな」








そこからは家でくつろぎながら食べてしゃべって食べて遊んで。

今年もみんなの料理は美味しく、あっという間になくなってしまいました。


「もうすぐ冬だねー」

「その後は学園だぜ!1月からだっけ?」

「4月からだよ。ディルは雪の中引っ越す気なの?」

「ちげぇよ!えーっと、あれだ、クロ。そう、間違えただけだ」

「ふーん。ま、いいや。」

「よかったねテレス。お父さんが許可出してくれて」

「渋ってたけどね。あ、そうだ。アリスとクロに贈り物があるんだ」

「へー、なになに?」

「帝都に行ったの?」

「クロの大当たり!でも今日は持ってきてないからまた今度」

「なんだろうね」

「私とクロに限定してるから魔法関係のもの?」

「さぁね。それはお楽しみってやつだよ」

「おい、テレス!俺たちには———」

「シーーーーッ。ニアが寝たんだ。静かにできるか?」

「かっわいいねぇ。こりゃ起こしちゃなりませんな」

「じゃあディル喋るの禁止ね」

「んだとぉ!テレスてめぇ」

「小声のディルおもしろっ」

「アリスさんや、笑っちゃなりませんぞ。クックックッ」

「ははっ、サーラも笑ってんじゃん」

「あれ聞いて堪えれる?」

「無理だね」





投稿が週一になっててすみません!

なるべく週二で投稿できるように頑張ります!

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