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43.事件

第二章スタート!

話の軌道修正など今後の道筋作ってたら遅くなっちゃいました

オースティン侯爵領から帰り、夏も本番になった頃、私はとある悩みを抱えていました。


それは魔法です。


もっと詳しく言うと今私が覚えられる魔法はほとんど覚えてしまったのです。


そんな今でも魔導書を読みながら効率のいい構築や違う属性を掛け合わせた魔法などを学んでいますがそれも限界が近づいていました。


私がまだ子供であること。

これにより魔力が少なく、発動できる魔法も減ってしまいます。


他には大きな魔法は周りに被害が及んでしまうから使えなかったり、魔導書自体が古すぎて今の魔法に...


「古代魔法!」

「どうしたの、アリス?」

「教会に行ってくる!古代魔法の魔導書があるかも!」


古代魔法の可能性に気付いた瞬間、私は家を飛び出していました。


「古代魔法なんて貴重な魔導書ないと思うわよー」

なのでお母さんが言ったこの言葉も聞こえていませんでした。





魔導書自体が古くて発動できない。それは魔法に使う魔字が古代魔字だから。

つまり古代魔法を学んで古代魔字を覚えれば!

そう思った私は教会に向かって走って行きました。







「よう嬢ちゃん。また本かい?」

「うん!古代魔法の魔導書か古代魔字の本がないかなって」

「古代のこと知ってどうすんだい?」

「新しい魔法が使えるようになるかもじゃん?」

「ったくこれだからお子様は。まぁいいや。入んな。ただ自分で探すんやぜ」

「わかってまーす」


そう言って教会の中に入って行きます。

前の司教様はとても礼儀正しい人でこっちもそんな気分になっていたのですが、今の司教様はとても軽い方で私も軽い口調で話した方がいいことがこの数ヶ月で分かりました。


魔導書が並んでる本棚に着くと古代魔法の魔導書を探します。


ガサッ


後ろで物音がしたのですが司教様だろうと思って無視します。

今思えばこれが良くなかったんだと思います。


突然、布で私の口と鼻が覆われました。


手をどかそうにも力が強く、手はびくともしませんし、頭を動かせないので相手を見ることもできません。

しかし呼吸はできているので他の方法を考えてみます。

まずは落ち着くために深呼吸。

すぅーーー、はぁーーー。

身を捻って手から逃れる。そんな方法を思いついたのでやってみようとするのですが体が動きません。

全く動かないというわけでもないのですが体が思うように動かないのです。

それにだんだん眠くなってきました。


こんなところで寝ちゃったらあの司教さまにおこられ.....。


私の意識はここで落ちてしまいました。








「ちゃんとできてるんだろうな」

「えぇもちろん。ぐっすり寝ております」

「それならいい。さっさとずらかるぞ」

「はっ」

「あと貴様の代わりの司祭を連れてきた。書類とかあるなら置いとけよ」

「抜かりはございません。しっかり終わらせております」

「じゃあ暗くなるまで待機だ。迎えの馬車が来るはずだからな」

「直接連れて行くんですか?」

「いや、もう一度鑑定をするそうだ。偽物だったら困るからな」

 


かくして、後に教会の大改新を引き起こす事件が起きたのだった。

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