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19.帰宅

えーっと、データを消してしまいました。書きだめしておいた3エピソード(1回目)とこのエピソード(2回目)

私の不注意により更新が遅れてすみません。

王都を出てから4日後。領と領の間の城門をくぐって...っと、トリアート領に帰ってきました。


「テレス!帰ってきたよ!」

「うわぁーようやくだねー」

「だねー。すごい久しぶりな気がするよ」

「そうだねー。途中、馬がいないってなったときは焦ったよ」

「ねー。ま、1日で解決して良かったよね」


そうです。王都からトリアート領まで3日の道のりなのに4日もかかってしまった理由、それは『馬がいなかった』です。


馬も人間と同じでたくさん運動したら疲れます。なので行商人のようなゆっくり移動する人はいいのですが、特段遅く行く理由のない人は毎日馬を変えるか1日休ませるかしてある程度の速度を保ちます。


そして私たちが昨日までいた村には馬が1匹もいなかったのです。


2日続けて走るのはいいですが馬の速度的にも健康的にも1日休むことになったのです。


しかしここに戻ってこれた今となっては些細なこと。帰ってきた喜びと嬉しさを胸いっぱいに味わいます。




城門を過ぎてしばらく行くと深い森に入ります。

私は1つここでしたいことがあったので御者さんに頼んで馬車を止めてもらいます。


ちょっとの荷物を持って不思議そうな顔をしているテレスを後眼に馬車を降ります。

だいぶ濃くなってきた茂みの中に入り、作業をします。


ガサガサ、ゴソゴソ、パァァァァーン、ガコン、チャッカチャッカチャッカ、ガゴン


もうすぐ作業が終わるとなったとき心配で耐えきれなくなったテレスが馬車の中から声を上げました。


「アリスー、大丈夫?」

「大丈夫だよー。あとちょっとよいしょっ...待っててね」


また少し作業して、仕上げに水魔法の鏡で姿を確認すれば...完了です。


「テレスお待たせー。あっ御者さんお願いします」

「あいよー。おぉ、嬢ちゃん可愛くなりおって」

「テレスどう?」

「あ、あぁ。すごく、いいと思う、よ」

「んふふっ。でしょー」


褒めてくれたのでお礼に華麗なターンを。


「う、うん。あの...パーティーの時も良かったけどその時とは違った可愛さがあっていいと思う、よ」


そう、私はちょっと着替えてきたのです。パーティーで着たドレスに。


しかしここでまさかのド直球な感想。

嬉しさと恥ずかしさできっと私の顔はお赤くなっていることでしょう。

その顔のままテレスを見るとテレスの顔も赤く染まっていました。喋り方もしどろもどろになっていることから彼も恥ずかしさを感じているのでしょう。


「あ、アリス。危ないから座ろう?」

「あ、うん」




日も傾き空が黒色に侵食され始めた頃、私の村―――ニムレット村に着きました。


テレスにエスコートしてもらい馬車を降り、家に向かいます。私の両親に挨拶したいということでテレスも一緒に。


玄関に着くと「スゥーーハァァーーー」と一度深呼吸をし扉をノックします。


コンコンコン


すると家の中から「はーい」という声とともに足音が聞こえてきました。


ガチャッ、キィィィー


「わぁぁ!アリス!おかえりー」


とお母さんが飛びついてきたので抱きしめます。


「おかえりアリス。なんだ、すごいおめかししてるじゃないか。テレス君、アリスをありがとな」

「いえいえこちらこそ。アリスティア様を貸していただきありがとうございました」

「いいのよー。アリスも楽しかっただろうし。大丈夫だった、アリスは?」

「ええ。むしろこっちの方が助けられました」

「そうか。迷惑じゃなかったのなら良かった。そうだ!今度お礼をしに行くと両親に伝えてくれないか」

「そうね。ドレスも返さなきゃだし、そのときにって。頼めるかしら」

「はい、かしこまりました」


そしてテレスは一度お辞儀をしてから帰っていきました。




「―――したの。それでねその後雑貨屋さんに行ってこの髪飾りを買ったの」

「へぇー。いいセンスしてるじゃないの。ドレスともアリスの髪色とも合ってていいわ」

「でしょー!これねテレスが選んだんだよ」

「そうなの!?それじゃあセンスがいいのって」

「そう、テレスなの。私が紫色のを選んだら青のほうがいいよーって」

「私もそう思うわ。もちろん紫も悪くはないと思うけどね」


そんな女子トークをしていると入りづらかったお父さんがコップを持っておずおずとやってきました。


「な、なぁアリス。これもお土産なのか?4個もあるんだけど」

「あ、それはね家族みんなに!色違いでどれが誰のか分かりやすいでしょ?それに自分専用ってなんかワクワクしない?」

「それってアリスが欲しかっただけじゃないの?」

「あははは。そうかも」

「でもお揃いのっていいな。んで俺が青か?」

「いいやー、お父さんは黒色。で、私が白色」

「私が赤でトリニアが青ね」

「そう!私とお母さんは髪色で決めたの」

「へぇー。いいじゃない。で、で、他には?」

「そうだねー。あ、そうそう―――」


こうして私が戻ってきたロナード家は賑やかな夜を過ごしました。



「そっかぁ。『お父さん』かぁ。成長なんだろうが寂しいなぁ」


隅っこで萎れていた人が約1名いましたが...。





あれ?どうしてドレスに着替えたんだっけ...?



私の記憶から話を書き直すのに(+メンタルの復旧)にもう少し掛かりそうです。

なるべく早く最新話を出そうと思っているので少々お待ち下さい。


2月は忙しいしよぉ(泣)


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