表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
104/110

93.お昼ご飯

ん〜、土曜日間に合わず!

風属性の魔法の授業を終えた後は昼休みになります。


昼休みには各々が食堂や教室でお昼ご飯を食べたり、実験や研究をしたり、外や闘技場や実習室で魔法の練習をしたりしています。


私たちはこれまたトリアート家のおかげで食堂でお昼を食べることになっているので、クロと一緒に食堂に向かいます。


食堂は低く細長い机で台所と食べるところに分かれており、食べるところにはたくさんの机が置いてありました。

台所との仕切りになっている机のところにはたくさんの生徒が並んでおり、どうやらご飯を注文して、それが出てくるのを待っているようです。


食堂内を見渡してもテレスたちは見当たらなかったので、他の生徒と同様、並んで料理を受け取ります。







5人で座れそうな机を見つけて、そこに座って待ってるとディルとサーラがやってきました。


「おう!お前ら早いな」

「おつかれー。あ、アリスと一緒じゃん!」

「あ、ほんとだ!美味しそうだったよね、これ」

「ねー」

「ディルはもちろん大盛りにしたんでしょ?」

「何言ってんだ?クロは。俺が大盛りにしないとでも?」

「だよね。知ってたよ」


そうやって話しているとテレスがやってきました。


「あら、もうみんな揃ってんだ」

「おっ!テレスおせーぞ!」

「授業終わってすぐに来たはずなんだがなぁ」

「そんなに遅くないよっ!私たちもさっき来たばっかだし」

「じゃあアリスたちが最初に?」

「うん」

「そだよー」

「じゃあご飯持ってくるよ」







「でー、魔法科の授業はどうだったの?」

「面白かったよ!普段意識してなかったところがあったことに気づいたかなー」

「アリスがさらに強くなったら僕もう追いつけないよ....」

「さすがはアリスって感じだね。騎士科は?」

「ちょろいもんだぜ!剣振ってりゃあおわるんだからよ」

「それはないでしょ。振り方の矯正とかなかったの?」

「あったけどやりにきーんだよ。俺は小さい振りで最大火力出してやりてぇんだ」

「先生の話も聞いておいた方がいいぞー。試験で出たりするんだから」

「げっ、また試験あんのかよ」

「それに先生のやり方を試してみたら案外良かったりするかもよ」

「そりゃぁアリスは魔法だから変えやすいだろうけどよ、剣は染み付いてるもんだから難しいんだ」

「それはないね。魔法も癖ってのが出るもんだよ」

「ってクロは言ってるがそうなんか?アリス」

「そうだよー。杖の振り方だったり魔力を流すタイミングだったり。同じ魔法でも人によって違うこともあるんだよね」

「はぁーん。難しいことはわかんねぇけどちょっと試してみるわ」

「どしたー?ディル、やけに素直じゃん」


「「「たしかにーーー」」」


「ちょっと上手くいかなかったんだよっ!同じ教室に強ぇ奴がおってよ、そいつの剣筋がなかなか読めねぇんだ」

「じゃあ必要なのは観察だね」

「んだ?それ」

「最初から火力で押し切るんじゃなくて、相手の動きを観察するんだよ」

「観察してどうなるんだ?」

「じゃあ例えば俺と打ち合うとき、ディルはどう動く?」

「テレスと?そうだなぁ。剣の根本を狙って魔法剣を壊しにいったり、テレスは大剣だから振りかぶった隙を狙ったりするな」

「そういうことさ」

「は?」

「相手の動きを観察して、隙を見つける。さっきディルが言ったのは俺の動きを知ってるからだろ?」

「そう、か。そうかもしれねぇな。っしゃ!次は絶対勝ったるぞ!」

「その意気だよ!」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ