91.初授業
100話投稿達成!!!(閑話、プロローグを含む)
読んでくださってる皆様、本当にありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします。
「皆さん初めまして。今年1年間、“魔法知識”の担当をいたします“ペニー・ウェールズ”と申します。どうぞ宜しく」
ウェールズ先生の自己紹介から始まった魔法知識の授業。
魔法知識とは魔法や魔素、魔力についての知識を学ぶための授業だそうです。
私たちが受ける授業は魔法知識の他に、魔法史、一般魔法術、属性魔法術の5つの授業があります。
魔法史はその名の通り、魔法の歴史を辿るもの。
しかし、今私たちが使っている魔法は300前に作られたものなので、それ以前に使われていたいわゆる“古代魔法”については学べないそう。
一般魔法術は体内の魔力の動かし方や、魔素の使い方、各属性の基本魔法についての授業です。
最後に属性魔法術はそれぞれの得意属性の魔法の授業を受けるものです。
ちなみに、その属性は先生によって鑑定結果を元に決められていますが、後で変更もできるそうです。
私に選ばれていたのは水と風と雷、クロには水と風でした。
「さて皆さん。早速ですが魔素と魔力の違いをご存知ですか?」
答えたのは先生の1番近くに座っていたディナリーさんでした。
「確か体内にあるか体外にあるか、では?」
「ええ、1番の違いはそこです。では、体内から出た魔力は魔素になりますか?」
「えーっと....体外に出てるからなるんじゃ?」
「それでは次の質問です」
「えっと....答えを教えていただけませんか?」
「ディナリーさん。私たちはこれからそれを学んでいくのです。貴女の考え方は間違っていない。でも魔法の深淵に潜るには知識がまだ足りないのです」
「なるほど....そうですか」
「えぇ、そうですとも。それでは皆さんに選択肢を与えましょう。これから私たちは2つのことを学んでいきます。どちらがいいか選びなさい」
そう言って先生は銀板に「詠唱」と「魔素・魔力」と書きました。
銀板とは魔力を使って何回も書いたり消したりできる大きな紙みたいなものです。
「詠唱と魔力・魔素のどちらを選んでも選ばなかった方を少しは齧ることになります。その理由も含めてあなた達に教えていきましょう」
そして選ばれたのは「詠唱」の方でした。
「なるほど、詠唱ですか。それでは初めていきましょう」
1つの授業は1刻で、ほとんどの授業は2つ続けてあるので、間に10分の休みを挟んだ2刻の授業になります。
先生の自己紹介と授業の説明などで1刻経ってしまったので、休憩して2限目に入ります。
「では皆さん、世の中には3つの詠唱があることをご存知ですか?」
「【ヴェントレイム】と風の刃を撃つ魔法ですか?」
「その通り。その2つが現代で使われている魔法の詠唱です。もう1つは古代魔法になります。なんでもひと単語で複数の魔法を操れたんだとか」
「「「「「へぇーーー」」」」」
「それでは【ヴェントレイム】と【風の刃を撃つ魔法】の違いはなんでしょう?」
「発音?」
「詠唱の長さとか」
「威力では?」
「今挙げられたのは2つの大きな差による副作用に過ぎません」
「副作用、ですか?」
「ええ、そうです。この2つの差はこれです」
そう言って先生は銀板に“干渉”とだけ書きました。
「「「「「干渉....?」」」」」
明日、執筆が間に合えば投稿しようと思います。(多分間に合わないと思います)
明後日は投稿する予定なのでぜひお待ち下さい。
冬も毎日投稿しようと思ったのですが、本業の方が忙しく、できそうにないです。すみませんm(_ _)m
それでは(一応)良いお年をお迎えください。




