第5話【期末テスト】
僕の名前は黑珠燈夜。
今は6月7日木曜日。
来月の7月23〜24日にかけて期末テストがある。
そして、親から期末テストで、
500点満点中級460点以上取れれば、お小遣いをあげる。
つまり、後約1ヶ月でテスト勉強して、
いい点を取らないとならない
燈夜「うーん、面倒だ。」
恭弥「まぁまぁ、がんばれがんばれ」
今日は恭弥にぃが遊びに来ている。
燈夜「1ヶ月かぁ、短いなぁ。」
恭弥「だいじょぶだいじょぶ、くうならできるよ。」
なんの根拠もない発言に僕は肩を落とす。
呆れているのではなく、ホッと安堵しているのだ。
燈夜「まぁ、恭弥にぃがそこまで言うなら
頑張ってみるわ。」
恭弥「がんばがんば!」
3週間後———
琴音「くう、点数勝負しない?」
燈夜「いいけど、急になに?」
琴音「負けた方は勝った方の言う事を一つだけ
なんでも聞くっていうことで」
燈夜「まぁ、いいけど」
そして、しばらくして点数がはりだされた。
私立帝並学園中等部
1.黑珠燈夜 500点
1.新谷悠茶 500点
・・・
16.橘琴音 481点
琴音「まけちゃった〜」
燈夜「ちゃやば同点じゃんか」
悠茶「だね〜」
燈夜・琴音「うわっ!居たの?!」
悠茶「ふっふっふっ気配を消してたからね」
うーんお願いどうしようかな?
そして、僕はことに勝った