そういう所だよ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
そんなんだから、また不興を買うんだよ。
と思います。
行こうとは思っていた。会おうとは思っていた。でもまぁ、依代は臺の上に置かれていたから、別に急かさなくても良いだろう。それが全ての事の発端だった。
その日は突然やってきた。今までに見たことも無いような最低値を叩き出して、目を丸くした。何の因果か、躊躇いを重ね続けた社だった。
私はとある神社の境内にある木製のベンチに腰掛けていた。真隣には私の体をすっぽりと抱き込んで、口付けの雨を落とし続ける三緒様がいらっしゃった。
ある一時、熱烈に私の元へお越し下さる事もあったが、今は熱も冷め、此方が参った時に愛を囁く様になられた。
私は絶世の顏を惜しげも無く近付ける御方にぼろっと本音を零す。
「マメですよね。三緒様」
「ん?」
気に入ったら形振り構わず。惚れたもの以外どうでも良い。其れこそが神様の在り方である。けれども接し方の違いは千差万別。私が強制的に参るように仕向ける方もいらっしゃれば、逆に直々にお越し下さる事もある。大半が前者の中で、三緒様はかなりマメな方だと思う。
「どうにも私はズボラなところがある様で。押し掛け女房されたら、細やかな心配りが出来ないんですよ。まぁ、記念日は絶対に忘れますね。恋人の苛立ちには絶対に気が付きませんし、基本的にほっときます。そして、ある時突然『お前なんか知らない』という勘当同前の置き手紙を見て、反省するんですよ」
片鱗は、割と出ていた。それを見て見ぬふりしたのは私の方だ。だから反省している。けれども先に約束した三緒様を反故にする訳にはいかない。それがどうにも気に触ったらしい。
三緒様は、内緒話でもする様に耳元に顔を近付けると、蕩けるような声で囁きになる。
「あのね。君が思っている以上に、あの方は寂しがり屋だよ。幼少期に親の愛を録に受けなかったから、愛情表現が周りと違うんだ。少し手荒に扱うのは、単純に自分を見て欲しいからだよ」
どうやらこの抽象極まりない私の言葉で全てを悟りになった様だった。流石、神という立場であらせなりながら、惚れた女に夜毎に通う事を厭わない方だ。人の心に機敏である。
「今週お叱りを貰いに行くんです」
「そう」
「お小言戴いたら、また、御相談に乗って戴けますか?」
そう申し上げると、白魚の手がするりと首元を這った。至近距離で見詰め会った後に、蠱惑的な笑顔でこう仰る。
「嫉妬しちゃうかも」
このタイトル、彼女の性格からとりました。
不興を買ったことは知っている。
一応埋め合わせもするつもり。
でも心から反省はしてなさそうなんです。
心から反省していたら、三緒様の元ではなくて、不興を買った方の元へ行くでしょうよと。
例え約束を反故にしても。
んでもって最後の一言。
お叱り貰ったら相談乗ってください。
誑かす様な真似をするから、この返し。
そういうところが不興を買ったんだよ。
という話しです。
ここから先、私の嫌な湿度の高いところが諸に出ます。
何でも許せる方向けです。
久方振りに、閲覧数が一桁を迎えました!!
短編でそういった事が初めてだったので、目ん玉にかっぴらいたんですよ。
長編では一桁はざらです。2の時もあったかな?
私の格言をお読みな読者様
ショックなの?
面倒臭い作者
ショックです( '-' )
でも、これ以上、下はない!! ……たぶん(*´°∀°`)!!
好きな物だけ好きなだけお読み戴ければそれで満足です。
まぁ分析は色々としてみて、纏めると。
二次創作のウケが悪い?
(初めてそのタグを付けたので、ここは ? ですね)
タイミングが悪い。
(結局一番物を言います。人気なのを書いても、ここがハマらないと、振るわない事もあります)
コンプラに違反するものを書いた。
(反省なさい)
あとファンタジー路線で、
とある方の不興を買うような事をしたので、その反動かと。
今回はファンタジー路線で進みました。
今週お会います。
もう一ヶ月はその場に行っていないと思うので。