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泡沫の。  作者: 惠元美羽
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じゅう、


世の中は不思議で溢れている。


「なぁ、なんで海は青いんだろうなぁ」


がたいが良くて浅黒い肌をした、自称、海の男はぽつんと呟いた。


「お日様の光で一番海の深い所まで届くのが青い光だからですよ」


にっこりと笑ってそう言えば、彼はぽかんとした顔で私を見ていた。


「日輪ってのは何色もあるもんなのか!」

「お日様の光は虹色なんです」


そりゃすげえ!とはしゃぐ彼は、見た目のゴツさに似合わず可愛らしい。


「俺ぁてっきり、海ってのは人の涙で青く染まってるのかと思ってたぜ」








世の中は、摩訶不思議。

(例えば、そこらの女の子よりよっぽど可愛い海の男とか)



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