表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
134/135

134.旅立ち

「いよいよ出ていくのだな、イズキ」


「追い出すように急かしたのはお前だろ、ガイアヴルム」


「急かした気はないが……まあそうだな。神となった今、イズキは私の世界から出ていってもらわなければならない。誇らしいよ。後進の育成が上手くいった。……完全放置した方が上手くいくというのも皮肉だが」


ここは魔族の領域にある聖地に相当する場所だ。

元々地上に住んでいたガイアヴルムの住処だったわけだが、警備していた魔族たちは邪神の復活に泡を食って気絶したそうだ。


いま魔族の領域では、六大神が邪神の御子イズキに打倒され、ガイアヴルムが復活したことが知られて大わらわだ。

この機会に人類圏に打って出ようとする強硬派もいれば、チカラをつけてから打って出ようとする慎重派が議論を戦わせているらしい。


……まあどっちでもいいけどな。


「じゃあ行くよガイアヴルム。達者でな」


「ああ待て。この宇宙にはヒトが住むのに適した惑星がいくつかある。それを教えておこう」


「あ、それ助かるわ。この広い宇宙を探して回るのかと旅立つ前からうんざりしていたんだ」


「このくらいのサービスはするさ」


俺はガイアヴルムからヒトが住むに適した惑星の情報を仕入れ、ついでにヴィータボロスが向かった惑星についても情報を得た。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ