07 テンプレ的な宿
宿の値段が間違っていたので直しました。二週間食事二回付きで、2500円は可笑しいですからね(笑)。
俺はそれからギルドいった。
「クエストの内容の再確認ですか?」
「いえ、クエスト達成の報告をしにきました」
「えっ!?」
「えっ!?」
「もう終わったんですか?まだ一時間ほどしかたってませんよ?」
「はい、終わりました。これがゴブリンの魔石です。」
俺は、紫色で親指の爪位の大きさはある魔石をとりだした。
「ちょっと待ってください」
そう言って、受付の人はルーペみたいのを取りだし、魔石を観始めた。
「確かに、ゴブリンの魔石ですね。それにしても早すぎますね。ベテラン冒険者でも、2時間はかかりますよ。もしかして...元々魔石をもってたんですか?」
「いや、ちゃんと倒してきましたよ」
「本当ですか?」
「本当です」
受付の人は、まだ疑っているようだ。
「まあいいです。今回は許しましょう。でもそれは本来不正ですからね」
「いや、だから、ちゃんと倒しましたって」
受付の人は全然信じる様子もなく、ずっと目を細めて見てくる。
「わかりました。そう言うことにしましょう」
最終的には何を言っても受けながされたので、俺が挫折した。
「では報酬の6000レンです」
俺はしぶしぶ受け取った。
俺はまだ、宿をとっていなかったことを思いだし、宿のがどこにるのかを聞いてみた。
「オススメの宿ってあります」
「はい、ありますよ。ギルドを出て、すぐそこの角を曲がると、幸せの悪夢亭と言うのがあります」
「ありがとうございます。今日はそこへ行くことにします」
正直、なんか店の名前が矛盾してるし、悪夢とか気持ちよく寝れなさそうだし、行きたくなかったけど、紹介されるほどだし、いい宿だと思って行くことにした。
宿に入るといきなり男の人が飛んできた。俺はその人を受け止めた。
「危なっ!」
「うお!兄ちゃんすまんな」
今度は木のコップが飛んできた。それもキャッチした。
「だから、危ないって」
「兄ちゃん、お前スゲーな」
俺は持っていたオヤジを捨て、コップを持って宿の仲に入った。後ろでグペッとか聞こえたけど、多分幻聴だろうなと思って、無視して入った。
「すみませーん。今日、泊まりたいんですけど」
しばらくすると、横幅がひ...ゴホン、ふくよかな人が出てきた。
「あんた、冒険者かい。すまないね、夜になるといつも、酒場で喧嘩が始まるんだよ」
俺はこの店の名前の由来を、悟ったような気がした。
「いえいえ、気にしてませんよ」
「あんた礼儀正しいね。あいつらにも見習ってほしいよ」
ふくよかな人は呆れたように酒場の方をみていた。
「それで何泊するんだい?一泊二食付きで1500レン、一食付きで1000レン」
「それじゃあ2週間でお願いします」
「二週間ね、二食付きで21000レンか、一食付きで14000レン、どっちにする」
「じゃあ、二食付きでお願いします。」
「あいよ。ビールやおかわりは別料金だからね」
「わかりました」
「はいよ。二階の103号室だよ。ご飯は朝の6時から30分だけだよ」
おばちゃんは鍵を渡してきた。多分部屋の鍵だろう。説明が無いのは常識だからだろう。
「わかりました。お休みなさい」
「ああ、お休み」
俺は部屋に行くと、ベッド倒れこんだ。かなり固かったけど、疲れていたのか、すぐに俺は寝ていた。
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