表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/29

07 テンプレ的な宿

宿の値段が間違っていたので直しました。二週間食事二回付きで、2500円は可笑しいですからね(笑)。

 俺はそれからギルドいった。


「クエストの内容の再確認ですか?」


「いえ、クエスト達成の報告をしにきました」


「えっ!?」


「えっ!?」


「もう終わったんですか?まだ一時間ほどしかたってませんよ?」


「はい、終わりました。これがゴブリンの魔石です。」


 俺は、紫色で親指の爪位の大きさはある魔石をとりだした。


「ちょっと待ってください」


 そう言って、受付の人はルーペみたいのを取りだし、魔石を観始めた。


「確かに、ゴブリンの魔石ですね。それにしても早すぎますね。ベテラン冒険者でも、2時間はかかりますよ。もしかして...元々魔石をもってたんですか?」


「いや、ちゃんと倒してきましたよ」


「本当ですか?」


「本当です」


 受付の人は、まだ疑っているようだ。


「まあいいです。今回は許しましょう。でもそれは本来不正ですからね」


「いや、だから、ちゃんと倒しましたって」


 受付の人は全然信じる様子もなく、ずっと目を細めて見てくる。


「わかりました。そう言うことにしましょう」


 最終的には何を言っても受けながされたので、俺が挫折した。


「では報酬の6000レンです」


 俺はしぶしぶ受け取った。


 俺はまだ、宿をとっていなかったことを思いだし、宿のがどこにるのかを聞いてみた。


「オススメの宿ってあります」


「はい、ありますよ。ギルドを出て、すぐそこの角を曲がると、幸せの悪夢亭と言うのがあります」


「ありがとうございます。今日はそこへ行くことにします」


 正直、なんか店の名前が矛盾してるし、悪夢とか気持ちよく寝れなさそうだし、行きたくなかったけど、紹介されるほどだし、いい宿だと思って行くことにした。


 宿に入るといきなり男の人が飛んできた。俺はその人を受け止めた。


「危なっ!」


「うお!兄ちゃんすまんな」


 今度は木のコップが飛んできた。それもキャッチした。


「だから、危ないって」


「兄ちゃん、お前スゲーな」


 俺は持っていたオヤジを捨て、コップを持って宿の仲に入った。後ろでグペッとか聞こえたけど、多分幻聴だろうなと思って、無視して入った。


「すみませーん。今日、泊まりたいんですけど」


 しばらくすると、横幅がひ...ゴホン、ふくよかな人が出てきた。


「あんた、冒険者かい。すまないね、夜になるといつも、酒場で喧嘩が始まるんだよ」


 俺はこの店の名前の由来を、悟ったような気がした。


「いえいえ、気にしてませんよ」


「あんた礼儀正しいね。あいつらにも見習ってほしいよ」


 ふくよかな人は呆れたように酒場の方をみていた。


「それで何泊するんだい?一泊二食付きで1500レン、一食付きで1000レン」


「それじゃあ2週間でお願いします」


「二週間ね、二食付きで21000レンか、一食付きで14000レン、どっちにする」


「じゃあ、二食付きでお願いします。」


「あいよ。ビールやおかわりは別料金だからね」


「わかりました」


「はいよ。二階の103号室だよ。ご飯は朝の6時から30分だけだよ」


 おばちゃんは鍵を渡してきた。多分部屋の鍵だろう。説明が無いのは常識だからだろう。


「わかりました。お休みなさい」


「ああ、お休み」


 俺は部屋に行くと、ベッド倒れこんだ。かなり固かったけど、疲れていたのか、すぐに俺は寝ていた。

読んでいただきありがとうございます。

できるだけ、毎日0時に更新しようと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ