05 テンプレ的な冒険者ギルド
〈テンプレ的な〉シリーズにするのに無理がでてきそう...
入って直ぐに、冒険者ギルドに向かおうとすると、エマさんに止められた。
「アキラさん証明書無くすほどですし、お金持ってます?」
「無くなってる...」
本当は最初から無いのだが誤魔化す。
「それじゃあ、これをお使いください」
少し重たい袋を渡された。
「ああ、ありがたく貰っておくよ」
袋の中を確認すると
・白金貨:2枚
・金貨:4枚
・銅貨:7枚
・鉄貨:3枚
が入っていた。うーん、多いのか、少ないのか分からん、けどありがたく貰っておく。
それから冒険者ギルドへ向かった。冒険者ギルドへ行く途中、小さい女の子に鉄貨を渡して、お金の単位と、それぞれの硬貨の価値を聞いた。
~聞いた結果~
・1レン=約1円
・銀貨 =1000000レン(百万円)
・白金貨=100000レン(十万円)
・金貨 =10000レン(一万円)
・銅貨 =1000レン(千円)
・鉄貨 =100レン(百円)
・石貨 =10レン(十円)
・木貨 =1レン(一円)
円に直せたのは、焼き鳥が100レンで売ってたり、野菜が80レンで売っていたからである。
金貨や白金貨と銀貨が価値が違うのは、銀は魔法伝導性が高く吸血鬼に効果抜群で、元々価値が高かったからである。(八百屋のオバチャン情報)
てことは、エマさん凄い大金くれたんだな。
冒険者ギルドに着くと、まず受付に向かった。
「今日は何の用事ですか?」
「登録をお願いします」
「登録ですね。登録に銅貨3枚かかります」
「分かりました」
俺は銅貨3枚をだした。
「確かに3枚ありますね。それじゃあ、この水晶に手を置いてください」
「この水晶は何ですか?」
「この水晶は大体の強さを茶色、灰色、黒色、赤色、金色、白色、銀色の順番で計れます。ギルドランクは木、石、鉄、銅、金、白金、銀の順番です」
「分かりました。ありがとうございます」
水晶に触れると銀色になった。
受付の人は少しびっくりしていた。
「お強いんですね。では鉄ランクから初めてもらいます。」
「銀色なのに、何故鉄からなんですか?」
「力の強さと、実戦での強さは違いますから。茶色、灰色、黒色の方は木から。赤色、金色の方は石から白色、銀色の方は鉄になっており、クエストを一定回数成功すると、ランクがあがります。クエストは次のランクまでのクエストが受けれます。」
「分かりました、ありがとうございます。それで、クエストを受けたいのですが、どうしたらいいですか?」
「あちらのクエストボードに貼っているのを持って来てください。」
「分かりました。試しに何かクエストを受けてみます。」
「それでしたら、最初はゴブリン討伐等が宜しいですよ。」
「じゃあ、それ受けてみます。」
そう言ってから、クエストボードに向かった。
読んでいただきありがとうございます。