18 買い物~後編~
ぎりぎり間に合った...再確認を全くしておりませんので誤字・脱字はいつもよりも多めかもしれません...すみません。
俺は野菜を前に情報をもらった八百屋に買いに来ていた。
「こんにちはおばちゃん。」
「おやあんたかい、それで冒険者登録は済んだのかい?」
「はいあれから銅に上がりまして今日金になるところです。」
(完全に冒険者ギルドのことを忘れていた。白金の昇格試験もあるし少し行くのを伸ばしてもらうか。)
「おおそうかいもう金かい若いのに凄いね~。そんな将来有望のあんたにはサービスしてあげるよ。」
「はははありがとうございます。今日は王都に行くので準備をしようと思いまして。」
俺のアイテムボックスは時の設定が出来るので腐る心配はない。
「とりあえずこれとこれとこれを20個ずつお願いします。」
俺は指をさしたのはトマトみたいなのとレタスみたいのとたまネギみたのだった。それ意外は全然地球とは似てない野菜ばっかりだった。一応人参ぽいのがあったがなぜかカラフルだったので人参じゃないと思った。
「トヤムとコタクとタマイ20個ずつだね。」
多分だがトマトがトヤム、レタスがコタク、たまネギがタマイだ。
「あとはオススメで10個ずつお願い。」
「じゃあニジンとアモイとカフォがオススメだよ。」
八百屋のおばちゃんはニジンとアモイとカフォを持ち上げながら名前を言った。
「ニジン意外お願いします。」
名前で分かると思うがニジンは虹色の人参モドキのことだ。
「全部で6000レンだよ。」
前買った野菜の値段が80レンだったから全部で6400レンだと思ったがサービスしてくれたのだろう。俺はお金を払って肉屋に向かった。肉屋につくと何故か人が群がっていた。端の方にいる男の人に聞いてみることにした。
「あの~すみません。何でこんなに人が集まっているんですか?」
「ああこれはお肉の特売だ。」
「特売?えっ普通特売とかあるんですか?」
「普段はないが今日はオークが大量に持ち込まれたらしいんだよ。それで安くなってるってわけさ。」
「そうですか。ありがとうございます。それであなたも買いに?」
「ああ俺か?俺は女房に買ってこいって言われてな渋々来たんだよ」
「どこの世界でも女は強いですね」
「ああ、どこの世界、でもな」
「お互い頑張りましょうね」
「お前さんも頑張れよ」
俺はこの人がこの世界の人じゃないような気がした。直感的ななにかもあるが、普通どこの“世界”なんて言ったら疑われるはずだ。なのにこの人は、どこの世界でも、と共感した。だからこの世界の人ではないと思った。多分向こうも、分かったのではないだろうか。他の世界の住人同士は、直感で分かるのかもしれない。
そう考えていたら、群がっていた人が、かなり少なくなっていた。
「空いたなよし買うか」
俺は店の人に4000kg頼んだ。重さは読み方は違うが書き方は一緒だった。お金を払いアイテムボックスに入れると店の人は驚いていたが直ぐに元通りになり接客を始めた。俺は次に行くことにした。
次は冒険者ギルドだな。