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詩「星の失恋」

人が恋をするように

星は恋をする

木星のようなガスの惑星は

気体の流れが恋を表す

海王星は暗く冷たいから

その鉱物が恋をしないなんてありましょうか


あの動物のあの行動は、あの声は

求愛だと人は長い年月をかけて分析しました

人はその声の意味を、

本当に聞こえたのでしょうか

人は言葉で恋を告げます

この想いは言葉の相違を越えて、

越える努力の結果意味を、

汲み取ることができます

動物の言葉を人々は

そのように受け止めてきたのでしょうか

あの鳥の声はこの星の慟哭かもしれません


この星の恋の象徴として人は、

生命は恋をしているのなら、

人は恋を知っているから地球に声をかけられます

「地球さん、あなたもあなた自身の恋をしてください」と

「もしあなたが失恋したら、いいですよ。どうぞお泣きなさいよ」と


人はこの星の失恋を受け止めることができるのです

人が失恋した時、地球はその失恋を黙って受け止めてくれているのですから



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