表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬼姫異世界放浪記  作者: アシッド・レイン(酸性雨)
第四章 混乱の街カンロ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

38/50

第四章 4-9

「で、どう感じたかしら…」

ミサリアは楽しそうに微笑みながら周りに聞く。

そこには、彼女の本当に信頼できるもの、六人の姿がある。

「ただの田舎臭い新興貴族の娘って感じでしたね」

革鎧をまとった二十代後半の男がそう発言する。

彼はミサリアの幼馴染で、今は剣の腕を買われて彼女の身辺警護なんかをやっている警備の主任だ。

「そうですね。そんな感じでした。あのナグモの一族と言われなければ、別段気にするほどのものではないかと…」

次に発言したのは四十代の少し太った男だ。

中堅の商人であり、ミサリアの経済のアドバイザー的存在の人物だ。

「あなたもそう思いましたか…」

そう相槌を打ったのは三十代の女性で、ミサリアの専属を十年以上続けているメイドで、今はこの屋敷のメイド長をやっている。

「私もただの娘としか思えませんでした」

「そうでしょうか?私はそうとは思えませんでしたが…」

反対意見を言ったのは、四十代の男で、ミサリアの子飼いの文官。

「どういうところがだ?」

革鎧の男が聞き返す。

「何気ない会話の中にこっちの様子を伺うような言葉の運びを感じました」

「つまり、彼女に私は試されているといったところかしら?」

ミサリアはそう言って苦笑する。

どっちもどっちという事だろう。

こっちが彼女の事を知りたいと思っているのと同じように、彼女だってこっちの内情を知りたいと思っているのだろうから。

「確かに…。そうでしょうな」

そう発言したのはミサリアの傍らに立っている五十代の執事だ。

「本来なら、フリーランスプレートを出せば住む事を、あえて身分をはっきりわかるプレートを出されています。これは、なにがしら考えがあったというべきではないでしょうか?」

「例の扇動者の傭兵たちの事ね」

「ええ。それでいて、リーダーらしき男は引き渡されていません。それはつまり、殺されたのか、或いは彼女の手の中にあるのか…」

「どっちだと思う?」

「彼女の手にあるというべきでしょう。大切な証拠ですから…」

執事がそう言い切ると、ミサリアは考え込む。

そして、文官の方に顔を向けた。

「連行された連中は?」

「はい。普段なら、報告なく開放された恐れがありましたが、ナグモの名前は絶大ですね。きちんと拘束され、報告もきちんと上がっています」

その報告にミサリアは苦笑する。

普段ならなかなかこっちの思った事を実施しない連中もナグモの名前は怖いらしい。

まぁ、ナグモがここ十年に何をしてきたか知っているものは無視できる存在ではない。

しかし、こうも極端だと自分の今までの努力は何だったのかと思ってしまう。

だが今考える事はそれではない。

「つまり、ここに彼女が来たのは偶然ではなく、考えがあってということなのかしら」

「そう考えるべきかと…。彼女はあのナグモの血筋ですし、それに…例の村の事件の事もあります」

「例の村って…噂になっているゴブリン退治の振りをして裏組織の麻薬製作していた村を潰したという…」

「ナグモならありえるかと…」

そう言われてミサリアは考える。

今までナグモと言う名の男がしてきた事を…。

法に背くもの、社会の悪に対しては徹底的に潰してきたという事実を…。

だからこそ、法を守るものにとっての味方であり、違法の者達にとっての恐怖になっていることを…。

「そうね…。そう考えるべきなのかしらね…」

そこで一旦、ミサリアは言葉を切ってふうと息を吐き出す。

「それで…彼女は私の味方になってくれるかしら?」

ミサリアは全員を見渡して言った。

その場にいた六人がそれぞれの顔を見渡す。

自信がないのだろう。

自分達が正しい事をしているとは思っている。

しかし、果たしてそうだろうか。

見方によっては、改革は今までの生活をしている者にとって悪であり、実際にそのために反発が起こっているのも事実だ。

正義とは、見方次第では悪にもなりえる。

そのわずかな違いでしかない。

しかし、このままでいいわけがない。

そう思ってミサリアは改革に立ち上がったのであり、ここにいる六人もそれに賛同したのだ。

今更引き返せない。

だから、ミサリアは深呼吸をして言う。

「彼女をなんとしても味方に付けましょう。そして徹底的に利用しててこの騒ぎを収め、お姉さまたちを蹴り落としててやりましょう」

それは宣言だ。

その彼女の言葉に、その場にいた六人は頷いた。

彼女がそう決めた以上、彼らは従うのみ。

なぜなら、彼らは彼女の忠誠心高い部下であり、改革を進めるための同士でもあるのだろから。



「噂ばかりが先行しておったが、たいした事はなかったな」

カンファルは笑いつつそう言うとグラスを一気にあおった。

もちろん、中身は一般庶民なら一生かかっても飲むことはないであろう高級酒である。

「確かに…。ただの小娘でしたな」

相槌を打つのは、カンファルと同じこの地の地主の一人だ。

「そうよ、そうよ。実に大人しそうな無害な娘であったわ」

別の地主がそう言って笑う。

「しかし、噂では麻薬栽培をしていた村をゴブリン討伐と言う名目で秘密裏に調査し殲滅したとか…」

若い男が怯えるように言う。

「なあに噂でしかないのだろう?」

その隣にいた男がそう言って、言い出した男を見下したように見る。

「しかし、あのナグモだぞ。その血筋ならば…」

言い返す若い男をなだめるようにしてカンファルは笑い飛ばす。

「全員が全員、そうではあるまい。それに偶々重なった結果でしかないのではないかな。ならば、気にする必要性はないわ」

そこまで言われ、若い男は黙るものの、納得できない表情のままだ。

「しかし、カンファル殿。その結果、組織の麻薬栽培の村が全滅したのは事実ですからな。ご注意を…」

今まで人の気配が無かった窓際にいつの間にいたのだろうか。

黒装束の男が一人立っていた。

その場にいた全員の視線が男に集まる。

「こ、これはこれはタイゲイ殿。ようこそ我が屋敷へ」

慌てたようにカンファルが揉み手をして笑顔を浮かべる。

タイゲイと言われた男はゆっくりと覆面を下ろす。

その下には鋭い目つきのいくつもの傷跡が残る四十代の男の顔があった。

「これが次の計画書だ」

タイゲイは感情の無い表情のまま懐から手紙を出してカンファルに渡す。

それを奪うように受け取り、カンファルは貪るように呼んだ。

そして、何回か読み直した後、カンファルはニタリと笑って言う。

「また、傭兵や弱みを握った連中をけしかけ戦いを起こせばいいのですね」

「そうだ。そうする事で、あの女の対外的な立場を潰す。領民から反感を買われて紛争になっているとな」

「前回と同じでいいのですか?」

「ああ。戦いが起こっているという事実が大事だからな。危なくなったら逃げて構わん」

「了解しました」

そして思い出したようにカンファルは言葉を続けた。

「そういえば、ナグモのところの娘が街に入り込んでいるのですが、どういたしましょうか?」

「心配するな。あの娘は私が始末する」

「タイゲイ殿が…ですか?」

「ああ、いろいろ嗅ぎまわっているらしいからな。私が直接息の根を止めてやろう」

そう言い切った後、ゆっくりとだがタイゲイの口の両端が釣りあがっていき、目が細められてその瞳には狂気の色が見え隠れしている。

「そ、そうですか…」

身体をぶるりと震わせてカンファルはなんとかそれだけを口にする。

今目の前にいる男の狂気にその場にいた男達は、何も言えずにただ黙り込むだけだった。



翌日、私達はそれぞれ別行動をすることとなった。

ミルファとサラトガが触媒や買い付けを。

シズカは馬車の中で製薬をしつつ、捕らえているリーダーの監視。

それにカラワンとモーガンも馬車の警備と点検。それに馬の世話で残るという事だった。

そして、私はノーラと一緒に街中を散策することにした。

まぁ、いろいろ周ってみて情報でも手に入れればということだ。

ここに来てから、二日目。

来るまでに一日かかっている。

うまくいけば後二日後にリーナが合流できるはずだ。

多分、彼女の事だ。決定的な情報と交渉材料を持ってくれるはず…。

だから、現場でしか集められない生の情報を収集することに徹してもいいと私は思っている。

そんな訳で、今、私はノーラと街の中を周っている。

さすが田園都市と言われるだけあって、市場や屋台に並ぶものは野菜や植物なんかを題材にしたものが多い。

特に屋台には、粉モノといった感じの食べ物屋台が多く、さっきからノーラが片っ端から寄って買って食べてを繰り返している。

私も少し付き合ったものの、三軒目でギブアップした。

いや、粉モノってお腹にたまるのよね…。

それにノーラの食べっぷりを見ているだけでお腹いっぱいになってしまいそうだ。

「アキホーっ、アキホーっ、あそこにも違う食べ物の屋台がーっ」

あんたは子供かっ。

思わずそう突っ込みたかったが、まぁいいやと思い、「私はもうお腹いっぱいだから食べてきたら」と一人で行く事を進める。

「ういっ。わかったっ。後で感想を言うからねぇ…」

実に楽しそうに向こうの屋台に走っていくノーラ。

しかし、金属鎧身につけているのよねぇ…あれで…。

それに、さすがに街中でハルバードを持って歩くというのはあんまりなので腰にロングソードを身につけている。

全部あわせたら結構な重量なんだけどねぇ…。

私だったら間違いなくバテバテになっているだろう。

ちなみに、私は革鎧と篭手、それに上から黒いマントといういつもの格好だ。

さて、ノーラは向こうに行ったから…。

私は少し脇の道に入る。

人気が無く少し狭い道。

少し入ると私の後ろから三人の男達が付いてくた。

服装はばらばらだが、全員がフードをかぶって顔を見えなくしている。

私はゆっくりと振り返ると男達を見て微笑んだ。

「さっきからご苦労様。さすがに人気があるところではやりにくかったでしょう?ここならいいわよ。お相手してあげる」

私がそう言ってパンパンと手を叩くと、男達が手に短刀を持ち身構えて襲い掛かってきた。

かなりの使い手だが、私にとってはまだまだと言っていいだろう。

避けながら、確認すると刃になにやらぬらりとしたものが塗りこまれているのがわかる。

毒物か…。

それに動きが戦士や騎士といった感じではない。

多分、裏の組織辺りの暗殺や闇討ちの類をやっている連中のようだ。

しかし…こういった類の連中は、まず口は割らないだろうなぁ。

でも殺すのもなぁ…。

なんせ街中だし…。

と言うことで、半殺し程度で済ます事にした。

刃に注意しつつ、私は一人ずつ武器を叩き落として動けなくしていく。

そして、落とした武器は、再び使われないように離れた場所に素早く蹴る。

「ふうっ…おわりっと…」

私は三人を戦闘不能にして息を吐き出す。

その瞬間、拍手が響いた。

私は慌てて気配を探ったが、何も感じない。

気が付かなかった…。

身構え、周りを警戒する。

すると、道の奥の影からこっちに向ってきている人影があった。

「いやぁ、見事見事…。うちの暗殺のプロ達をこうもあっけなく戦闘不能にしてしまうとはねぇ…」

人影はそう言ってこっちに近づいてくる。

黒い服装に覆面…。

その様子は、まるで影の中で目の周りだけ浮いているように見えてしまう。

「どちら様ですか?暗殺者に狙われる覚えは…」

そこまで言って、少しおどけて言葉を続ける。

「私はないと思うんだけどねぇ…」

その言葉に、人影はくっくっくっと笑う。

その笑い声は、低く、まるで金属を引っかくような響きがあった。

「なかなか面白いお嬢さんのようだ。でもね…」

そこまで言った瞬間、人影がぶれる。

そして、一気に距離を詰めて私の目の前に現れた。

すーっと顔が沈み込むように動き、言葉を続けた。

「自覚してないだけで…」

ひゅんっ…。

本能と言うべきだろうか。

無意識のうちに身体をずらす。

すると身体があった場所に光りの線が走る。

それは細い刃の軌道だ。

「お嬢さんは恨みを買いすぎていますよ」

男の言葉が響き、また風を切る音が響く。

ひゅんっ…、ひゅんっ…。

私は身体が動くまま、本能に従って避ける。

目の前を光の線が走り、遅れて動いた私の髪を何本か切る。

かなり鋭利な刃物のようだ。

とんとんっ…。

少し距離を開き、ふーっ、息を吐き出す。

緊張した身体からすーっと冷たい汗がにじみ出て背中を濡らす。

以前、イセリナに感じていた全てを諦めさせるほどの恐怖ではないし、転生して最初に感じた死への恐れでもない。

しかし、私はこの世界に来て始めて普通に怖いと感じた。

気を許せば、間違いなく殺されるという怖さを…。

「今のを避けるか…」

少し呆れたような声。

右手に持っている細いレイピアのような剣を左手に移動させ、右手で腰からまたもう一本の細い剣を抜く。

二刀流か…。

少しまずいかな…。

一本でも剣の動きがはっきりと見えなかった。

避けれたのは、本能に任せたまま動いたおかげであり、ある意味運がよかったからと言ってもいい。

しかし、それも何度もは続かないだろう。

どうすべきか…。

そう考えた瞬間、また人影がぼやける。

来るっ!!

私は身体を動かし、何とか剣の軌道を避ける。

ひゅんっ、ひゅんっ。

さっきまでの攻撃はお試しだよって言わんばかりに連続して攻撃が迫ってくる。

回数は止まらない。

連撃だ。

休む暇も息をつく暇も与えない。

そんな攻撃…。

いつまでも避けてばかりいられない。

ついに捌ききれなくなって私は篭手で攻撃を受け流す。

金属製の篭手の部分で引っかくような音が鳴り、勢いづいた剣の軌道がズレてその修正に人影の身体がわずかだが流れる。

そして、今まで見られなかった隙が生まれる。

私はそこに一撃を入れ込もうと身体を動かそうとした。

しかし…ぞくりと背中に刺激が走る。

駄目だ。

頭に右腕が切り落とされる光景が浮かぶ。

なら、私は…。

とんとんっ…。

私は後ろに下がった。

その動きに、相手の動きが止まる。

「来ませんでしたか…」

残念そうな、それでいてうれしそうな声だった。

「ええ。嫌なのが見えたからね」

「ほほう…どんな?」

「右手を切り落とされるって感じかな…」

私の言葉に、くっくっくっ…と人影は笑う。

「正解ですよ。実に正しい判断だ」

「あらそう…。なら見逃してくれないかしら?」

おどけた口調でそう言ってみる。

「残念ですが、選択肢にありませんな」

人影はそう言って、くっくっくっと笑う。

今の現状のままでは、多分私はこいつに勝てない。

今の攻撃から私はそう実感した。

こいつにはまだまだ底がある。

だから、もしこいつの勝てるとしたら…。

ふうっ…。

すーっと息を静かに吐き出し、そしてゆっくりと吸い込む。

それにあわせて身体の緊張をほぐしていく。

それを何度も繰り返す。

そして、意識を集中していく。

この前のように怒りによってではない。

自分の意思で、初めて使おうとしている…。

さすがに全開するというわけにはいかない。

全開の力を抑えきれる自信はないから、出すのはほんの少しといったところだが、それでも普通の人間なら回避するどころか気が付かないうちに殺されているだろう。

それほどの力だ。

じりじりと額の周りに気が集まり始めていくのが感じられる。

私の気配の変化に気が付いたのだろうか。

人影がゆらりと揺れる。

それは動揺だったのか、或いは別のものなのか…。

ともかく、人影がただならぬモノを感じたのだろう。

笑いが止まり、一気に距離をつめて攻撃してくる。

さっきのように喋りながらではないし、試すような一撃でもない。

まさに命を狩るための一撃だ。

今までだったら避ける事は不可能だっただろう。

なぜなら、まったく見えていなかったからだ。

しかし、覚醒しかけている今では問題なかった。

目では捉えていなかったが、別のモノで捉えていたからだ。

そして、身体も今まで以上に動く。

それが当たり前のように…。

そして、すーっと私のすぐ傍を光の線が走る。

「な、なんだとっ…」

一撃を外されたとわかった人影は、無意識のうちにそう呟いていた。

絶対的な一撃を外されたのだ。

思わず声に出たのだろう。

その隙を私は見逃さなかった。

私の突きが人影に動く。

しかし、その動きを人影は読んでいた。

身体を反らして避けようとする。

しかし、ほんの少し…そう、ほんの少し遅れた。

その結果、致命傷とはならなかったが、私の一撃は人影の脇を掠める。

何かを削るような手ごたえがある。

「ぐっ…」

人影がかすった脇を手で押さえて離れた。

手の間からは血が流れ落ち転々と地面に印を残していく。

くっ…。決まったと思ったのに…。

それなのにこいつは動きを見て、さらに避けた。

全開ではないものの、鬼の力を使った一撃を…。

なら、もう一度…。

そう思った瞬間に…人影は笑った。

今まで纏っていた殺気は掻き消え、笑いに以上に悦楽を含ませて。

「そうかっ、そうかぁぁぁっ、貴様もっ、貴様もかぁぁぁっ。あひっひひひひひはははははは」

右手で顔に手を当てて肩を震わせて狂ったように笑い続ける。

「気に入ったぞ、気に入ったぞぉぉぉっ、アキホ・キリシマぁぁぁぁっ」

そして、いきなりぱたりと笑いが止まる。

「どうやら邪魔が入りそうだ。今回はここまでとしようか…」

そう言うと、人影はすーっと影の中に掻き消えていく。

「私はごめんよ。もう二度と会いたくないわ」

私が憎々しげにそう言い放つと消えかけていく人影が笑ったようだった。

そして微かにだが耳に入った言葉…。

それは「また会おう…」という日本語だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ