最終話
「先生愛桜やっぱり留学するの?」
「それが先生の早とちりだったみたいなの」
「え?」
「交換留学生が来るらしくてその通訳を紺野さんのお母さんがしてくれるみたいで、愛桜ちゃんと空港で待ち合わせしてたみたいなの」
「え?じゃあ愛桜は関係ないのか?」
「そうなの、愛桜ちゃんの家がホームステイ先になるらしくって」
「その子が来たらなかなか拓人さんにも会えないし、フェードアウトするつもりだったのかも」
私の言葉に先生と羽音が目を見開く
「拓人が来てくれて良かった」
「本当にそうですね」
――――――
「っつかどこ行こうとしてたんだよ?」
「えっ?知らないの?」
「当たり前だろ
配達してたらタクシーにのる愛桜を見つけたんだから」
「そうだったんだ」
「んでどこ行こうとしてたんだよ?」
「いろいろあるの
でももう意味無いね。今から行っても」
イタズラに笑う愛桜を抱き寄せた
「悪かったな」
「うん、初めてって言ったのに」
「やめろ、言わなくていい
自分でもタカが外れてビックリしてんだよ」
「いいよ。可愛かったから」
「可愛かったって、おっさん捕まえて何言ってんだよ」
照れながら頭をクシャクシャしている拓人さんは本当に可愛い
「ありがとう拓人さん
本当に幸せ」
「それは良かった」
「気持ちよかったし」
「ったく。そういうのやめろ」
認めれば気持ちは溢れ
腕の中で抱きしめれば確信になり
こんなにも、俺は愛桜が居ないとダメになってることに驚いた
「拓人さんの前だけだよ」
あのまま空港に行ってしまってたら
私と拓人さんはきっと後悔してたと思う。
開いた距離を縮めることができなかったかもしれない
今一緒に寄り添い同じほうを向いている拓人さんがいる限り私は幸せだから
迷ってもぶつかってもいいんだと思った
理解よくなんて大人ぶれないし、子供だって思われたくない自分もいた
でも大切なのは、素直な私を伝え拓人さんの事も受け止めていく事だって思った
これからもぶつかって喧嘩することがあっても
変わらず信じていよう
目の前にいるこの愛しい人を
END
読んで頂きありがとうございました(๑•̀ •́)و✧
またゆっくりですがいろいろ書いていけたらと思ってます( ´-` ).。oO (janky




