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Not change affection 2  作者: janky
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第1話~この恋本物ですか?~


「はあ。」

「何々?幸せいっぱいの子がため息なんて」

「本当だよ。あんなかっこいい人捕まえて」

「幸せだよ。けどね」


あれからお付き合いを始めて半年。

気づいたことがある


「デートも行ってくれない、ましてや熱烈な告白以来キスもしてくれない!!」

そう言いながら立ち上がった愛桜は教室に居るみんなの視線に気づきソッと椅子に腰を下ろした


「愛桜、行き詰まってるわね」

「でもほら、付き合う前が長いからね?!愛桜ちゃんと拓人さん。だからどうしていいか解らないんじゃないの?」

そう宥めてくれる羽音ちゃんにもたれかかる

「でもさ、でもさ、やっぱり進みたいというか、そういう事をじゃないけど、泊まりも断るし」

「私も泊まりはないよ?まだ。

家族が馴れすぎてるから逆に気使うんじゃないの?」

「う~ん。友希ちゃんもまだお泊まりしてないんなら焦りすぎなのかな?」

「ゆっくりでいいと思うよ?愛桜ちゃんと拓人さんのタイミングって大切だし」



卒業間近の私達は進路やテストで大忙し。

好きだと告白されて浮かれてたのも束の間です。


「あっ職員室行かなきゃ。移動先行ってて!」


書類提出の為職員室に向かっていると、バタバタと学年主任の先生が走ってきた

「紺野ちょっといいか?」

「へ?私?…はい。」


職員室に入ると数人の先生が待っていた


「紺野、外国好きだよな!?」

「えっ?まあ、好き嫌いかと言われれば好きです」

そういうと囲んでる先生数人が

「おぉ」

っと声を出す

「それに英語得意だよな!?成績も5だし、英語の先生も褒めてたし」

「得意っていうよりは、お母さんが英会話スクールで講師やってるんで」

そう言えばまた

「おぉ」

っと声が上がった。

なにか凄く嫌な予感がする


「実は頼みがあるんだ…」

「何ですか?」


その後の言葉に私は固まってしまった。


少し二人共これからの事を安心して考えていたのかもしれない

思いやりも、寄り添う気持ちも忘れて

ただ二人の距離をを離していく見えない何かにまだ気づけないで居た




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