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シロイの村、襲撃される(4)
「村長だな。」ローブの男が言った。
「お前は誰だ。」村長が言った。
「村長、もっと離れて。」村長のそばにいた村人が村長を静止した。そして、剣を抜いて、持っていた剣を掲げた。
彼だけではなく、他の村人も武器ではないが、凶器として使うことができる農具を持っていた。しかし、男に襲いかかる人間は一人もいなかった。みんな、距離を置いていた。近寄ると危険であることが本能的にわかっていたのである。
「その剣で私を倒してみるか。」男はそう言って、村長の方へとゆっくりと歩いて行った。剣を持った村人とローブの男の距離は次第に縮まっていって、やがて、剣が届く距離になった。
村人は黙ってそれを見ていた。
剣を持った男は、ローブの男に切りかかってきた。しかし、ローブの男は、振り落とされてくる剣をそのまま、片手でつかんだ。
「なんだと。」剣を持った男が言った。彼は、剣を引きぬこうとしたが、動かせなかった。




