天空城の白き魔女
シーラは閉ざされた世界で生きていた。
物心ついた時から、外出は厳しく制限されて生活は母親との二人だけ。
娯楽と言って良いものは本を読むことと、母親との手遊びぐらいなものだったがそれでも本人は満足だった。
幼いシーラにとって最愛の母とたまに訪ねてくる優しい父がいてくれたら、それで結構幸せだったのだ。
◇
────これは、後に『天空城の白き魔女』と呼ばれる一人の少女の物語。
物心ついた時から、外出は厳しく制限されて生活は母親との二人だけ。
娯楽と言って良いものは本を読むことと、母親との手遊びぐらいなものだったがそれでも本人は満足だった。
幼いシーラにとって最愛の母とたまに訪ねてくる優しい父がいてくれたら、それで結構幸せだったのだ。
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────これは、後に『天空城の白き魔女』と呼ばれる一人の少女の物語。
1、人生最後の夜に
2022/12/15 00:00
(改)
2、お迎えにきた天空城
2022/12/18 12:01
(改)
3、思ったより広かった天空城
2022/12/20 21:00
(改)
4、炎の魔神と焼き林檎
2022/12/24 19:32
(改)