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紀州の追跡者

紀州の追跡者

作者: 木戸森新木

俺の名前は、、、

いややめておこう、記憶の容量は限られている。

つまらぬものは、捨てられる。


俺の日常のつぶやきを

記憶が消える前に書いておこうと思う。


大昔、俺は恋をした。

3年振られ、それでもあきらめられず、心に決めた相手のため就職も地元ではなく見ず知らずの土地でした。

10年後、彼女は結婚

相手はもちろん、、、

いや秘密にしておこう。

記憶の容量は限られている。


期待、いや

見ていてくれ。

俺の軌跡

いや

奇跡


俺の名は

介護に生きる紀州の追跡者

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