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55、夏だ海だ水着だー!《50話記念突破》

3話目投稿、50話突破突破ストーリーです。読まなくても本編には関係ございません。気になる方はどうぞ。

50話突破記念ストーリーです。読まなくても本編には関係ございません。気になる方はどうぞ。





皆様、ごきげんよう。ソフィです。ただいま私達は、プライベートビーチ⋯いえ、海に来ております。


おっーほっほっほっほっ!私ですね!!皆様に水着を水着を!!!デザイン致しましたのよ!!おっーほっほっほ(高笑いが止まらない)


え?あの下半身のみの現代の水着ですかって?勿論です。勿論です⋯⋯!!今から拝ませて頂きます!!ん?まだ聞きたいことが?ふむふむ。


誰が参加しているのかと?それは勿論、私の旦那様と推し様達ですね。無理やり連れてきました。えぇ、必死に頼みましたよ。勿論、華が必要なわけでアイラお姉様にも来ていただきました。


うんうん、となると?女性陣はどんな水着だと?え、そりゃあもちろん⋯⋯⋯前世のビキニよ!!勿論!!



アイラお姉様のボッキュンボンを拝めないなんてオタクとして(大事な事なので)オタクとして(2回言いました)拝まない訳にはいかないでしょ?!!


あ、ちなみに私は布面積が多い水着にしようとしたらアイラお姉様にこう言われたの。それはある日、アイラお姉様に水着のデザインスケッチを見せた日のこと。


『こ、これをですか⋯⋯?!!』


『えぇ!!』


『因みに、ソフィ様はどんなデザインなんですか?』


『これね⋯⋯!』


正反対のデザインスケッチを見せた。


『⋯⋯⋯ソフィ様も同じようなやつ着ないなら私、絶対⋯⋯着ません!!』


効果音で言うなら、ガーン!!という音がいま鳴ったところである。待って?私が同じようなやつって⋯⋯アイラお姉様みたいに胸がふくよか⋯⋯って訳でないの!!


スタイルとかも普通の普通⋯⋯下の下⋯⋯あの乙女ゲーとかみたいなラブラブイベントみたいにならないわけよ。というか、そもそも!誰が見たって役得しないじゃない。でも⋯⋯背に腹はかえられない⋯⋯。


『分かりましたわ⋯⋯私も着ますから』


『絶対ですからね!!』


『えぇ⋯⋯⋯』


『ソフィ様のデザイン⋯⋯私が選ばせてください!』


『ええっ?!ということは複数書くということ? 』


『はい!!私も、提案してみても良いですか?』


『えっ?!も、もちろん!!』


アイラお姉様のデザインイメージが聞けるなんて!!こんなに幸せなことは無い!!


『私ですね、3種類思いついたんですけど⋯⋯⋯黒い生地にフリル?がついたやつとか』


『アイラ様に書いたデザインの色違いですわね』


『はい!それと⋯⋯⋯黄色の生地で大人っぽいデザインだとか!』


ふむふむ。


『こんな感じかしら?』


結構大胆なやつをスラスラと書きあげた。


『そ、そうっ!こ、こんな感じですね⋯⋯』


顔が真っ赤になって可愛い。反則じゃない!


『そ、それと!夜に見るスターの⋯⋯スターの大群をイメージした⋯⋯青と紫のコントラストでデザインされたシンプルなもの⋯⋯とかどうでしょうか?』


サッサっと、書く。


『こんな感じかしら?』


『わぁ!!これがいいです!それに、この色だとスペラード様の瞳の色と一緒ですね!』


アイラお姉様が何気なく口にした言葉は私にクリティカルヒットした。


『ぐふっ!!!』


『だ、大丈夫ですか?!』


『だ、大丈夫ですわ⋯⋯⋯』


今は顔が真っ赤になってるに違いない。


『こ、これに致しますわ⋯⋯』


『はいッ⋯⋯!!』


そうしてやってきた⋯⋯海。


「綺麗ね」


「綺麗ですね!」


男性陣は、先に行って待ってるそう。私達は着替えたものの上に羽織る服を着ていた。さぁ⋯⋯さぁ!!!ソフィお姉様の上着を(荒ぶりすぎ)脱がすわよ(ていた)!!


よくあるじゃない!!ヒロインがモジモジして、あの流石に⋯⋯恥ずかしい⋯⋯ので!とか言ってなかなか脱がないからヒロインの友人が脱がせて⋯⋯!!


男性陣が顔を真っ赤にするというあの⋯あのイベントよぉぉぉぉ!!私は、あれを希望しています。そして、ぐふふな展開になるのよー!!!おっーほっほっほ!!


「あの⋯ソフィ様⋯⋯ほんとにこれ⋯⋯男性の前で見せるんですか⋯⋯?」


「えぇ。勿論。大丈夫。これは普通よ。普通なの。破廉恥じゃないの。それに私と知り合いの男子だけよ!大丈夫、可愛いから。気にしちゃ負け。いい?分かった?」


「⋯⋯うえっ⋯⋯あっ⋯⋯はい⋯⋯」


よっしゃ!(圧力を)勝った!!(かけただけである)


「あ、みんな居たわ!リアムー!!」


男性陣一同驚愕した。


『『『『『『下着では⋯⋯?!』』』』』』


と。


「そ、ソフィ⋯⋯その格好は⋯⋯」


「ん?水着よ?まぁ、素足晒しちゃってるけれど気にしないこと!気にしちゃ負けなのよ!」


って⋯⋯ぐはぁっ!!やっば⋯⋯鼻血また出るところだった。皆の胸板やばいです。まずはリアムから細マッチョですね。しかも肌も白い⋯⋯負けたわ。



負けたわ!!!(エコ───)



程よく筋肉も付いていて最高に好みです!!次はレン様。同じく細マッチョね。剣の稽古もなさってるだろうから当たり前だけど。とにかくやばい。


次はドル。ドルは、程よく割れててカッコイイ⋯これが男か。素晴らしかった。


クリスは、ひょろっとしてて肌は雪のように真っ白。これ完敗じゃない?女子が憧れるレベルよ?


次は、スクラ。スクラは、ただひたすら可愛いです。男の娘じゃなかった⋯ちゃんと男なんだなと再確認しました。


最後に、スザク師匠。赤のサーフパンツは黒髪に映えていた。ぐはぁー!!これ、スチルに欲しい⋯⋯!!欲しいよおおお⋯⋯!!ちょっとだけヤバイ目をしていたのはココだけの話!


「あのそれは⋯⋯下着⋯⋯」


「リアム、なんてこと言うの?!!コレはれっきとした服!水着なのよ!!!さぁ!!アイラ様!!脱ぐときが来たわよ!!」


「えっ?!!い、今ですか?!や、やっぱり無理です!」


「ダメよ!!これがイベントなんだから!!これを見せないで⋯⋯夏は始まらないのよ!!」


「そ、そんなぁっ!!」


「さぁ!!」


「や⋯です!」


や⋯⋯です?!だと?!可愛いすぎるだろうコノヤロウ!!だがしかし!!私は問答無用で脱がせた。だってこれが、したかったんだもん!!


『『『『『『これは下着⋯⋯!!』』』』』』


と男性陣の心はひとつとなっていた。


「ふふん!!これぞアイラ様の美貌よ!!」


谷間のある大きな胸⋯⋯細く括れた腰⋯⋯それがまたフリルのついた水着のおかげでちょー可愛い。似合いすぎててマジ神ってます。


男性陣は色んな意味で赤くなっていた。


これよこれよこれよー!!そこで、可愛い⋯⋯ね!とか⋯⋯綺麗だな⋯⋯とか!!!そういうセリフが欲しいのよ!!それでモジデレするところが見たいのおおお!!!


『欲望、丸出しで引くわ』


今日は気にしませーん!!


「さぁ!!男性諸君!アイラ様に言うことがあるでしょう?!」


「「「「「「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」」」」」」


あれ?思った反応と違う⋯⋯。なんでだ?


「ソフィ様⋯⋯!!ソフィ様も脱いでください!私だけこんなっ⋯⋯こんな恥ずかしい格好でいるのは耐えられません!!」


そういうや否や、脱がされた。


「えっ?!アイラ様っ?!!」


アイラお姉様に脱がされた(語弊)!!!


「アイラ様みたいにボッキュンボンじゃないから⋯⋯嫌なのに⋯」


「ボッキュンボンとは⋯?」


「豊かな胸と⋯⋯臀部とくびれのある腰を持つ女性のことよ」


「えっ⋯⋯⋯」


顔を真っ赤にするアイラお姉様。推し様、好き。


「見てよ!この胸を!」


「えっ?!」


「どう見ても小さいでしょう?!」


「そ、そんなっ!」


「慰めはいらないわ。私が1番分かってるの⋯⋯子供体型って⋯⋯⋯はぁ⋯⋯リアム⋯⋯?」


「「「「「「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」」」」」」


男性陣は、みんな固まっていた。ただ一点を凝視していることにソフィは気づかない。


「リアム⋯⋯いつか私の全部(・・)を見せることになっても幻滅しないでね⋯⋯?」


「ふぁっ?!!」


だいぶ、顔が真っ赤だ。大丈夫かしら?でも、やっと反応が返ってきたので⋯よしとする。


「って⋯⋯ソフィのこの姿見た奴、ぶっ殺す!!」


「はいっ?!!」


リアムを止めるのも大変だったけれど。その後、男性陣に懇願されて上着だけはせめて着てくれと言われたので仕方なく着る事にした⋯⋯。


アイラお姉様のボッキュンボンをまだまだ見たかったのにぃぃぃぃ!!と嘆いたのは私だけだった。


そんなこんなで、予想していたイベントは起きることなく⋯⋯ただ遊んで楽しんだ普通のイベントとなったのであった。






「なんでよ──────!!」






海には私の悲痛な叫びが響き渡ったのであった。





───────《独自の回想》────────

《アイラとソフィの水着に対してのそれぞれの感想》

《上がユーフィリアの感想、下がソフィに対して》


✵✵✵


リアムside


『ユーフィリア嬢?!こ、これは下着ばい?!いや、似合ってるとは思うけんど⋯⋯これはダメだろ?!』


『ソフィ⋯それは⋯⋯死ぬけん(俺が)。つーか、この姿、他の男共に見られるとか万死に値すると⋯⋯。ふふっ⋯⋯(怖い笑みを)ははッ⋯⋯(浮かべていた)


どうしても、見せたくなかったそうな。


✵✵✵


レン・クラトゥニィウスside


『し、下着ではないのか⋯⋯⋯⋯?!俺の目がおかしいんだろうか⋯⋯』


この後、目をゴシゴシと擦るが現実である。


『⋯⋯⋯⋯だ、駄目だ。言ってはいけない言葉を言ってしまいそうだ⋯⋯とにかくこの⋯水着とやらは駄目だ!』


これは、この国で広まらせてはイケナイ服(水着の事)だとレンは誓ったのであった(え、誓ったの?!)


✵✵✵


グラウス・ドルニシアside


『うわっ!!?ユーフィリア嬢ってこんな大胆だったのか(違います)?!む、無理!見れねーよ!!』


初心な反応。


『カンタレラ⋯⋯お前っ⋯⋯──ちっさ⋯⋯(ご想像にお任せします)


女心は理解できないドルだった。


✵✵✵


アクア・クリスネンスside


『えっ⋯⋯?は⋯⋯い?ユーフィリア嬢って⋯⋯こんな人だったのか(どんな人だよ)?』


驚きに目を瞬かせていた。


『⋯⋯⋯⋯ッ⋯⋯見れるわけがないだろう?!いや⋯⋯少し見た⋯』


白状したのであった。


✵✵✵


スクラ・グレッチアside


『ユーフィリアさん⋯⋯のこれ(水着)⋯⋯わぁ⋯⋯すっごく──いね(ご想像におまかせ☆)!!これは、ちょっと有り得ないかなー』


不発だった模様。対して、ソフィには。


『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯』


言葉にできないほどの衝撃だったらしい。


✵✵✵


スザクside


『⋯⋯⋯⋯す、ごいな⋯⋯』


狼狽えた模様。


『⋯⋯⋯ッ⋯⋯!?好きな人のとか無理だからっ!!み、見んな俺っ⋯⋯』


かなり動揺しまくったのであった。



50話記念突破話 END





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