短編の4、言葉の間口その2
間口が広がる…つまり適用範囲、例えば支離滅裂という言葉を使えるケースの範囲が広まった、ということ。逆にわかりづらい?まあそういうこともあるじゃない、いいじゃない。それでもって範囲拡大の一因として社会内で─この場合はtwitterね─意味が大きくなってその結果、自然と適用範囲がひろがったっていう見方もできなくはないよね?
一人一人認識している言葉の意味は違う、誰一人完全に同じ意味の言葉を持っていないって前提があるなら、言葉が流行って使う人も増えればだんだんその社会の内では意味の範囲と適用範囲は誤差レベルの積み重ねではあれ広まっている…なんてね。
例えば、よ。「批判」という言葉があるでしょ?さる御仁が私の前で「批判って悪い意味でしか使わないよね。」なんて言い出して。周りの御方も同調して私一人お口あんぐりしちゃって。
そういう風に言葉の意味はひとそれぞれ。ならば総体としての人、社会やら共同体やらにおける言葉の意味っていうのは大きくなるんじゃなくって?
個人レベルでは、ええうん。属する社会に流されやすい/にくいによりけりでしょうね。
あとはまあ……流行ってたら使いたくなるものよ。言葉遊びの世界だもの。
とは言ってもこれらはすべて妄想の域を出ないんだけどネ。
格好良かァないし、小狡いと思うけど、予防線張っとかなきゃね~。
僕/私は名も顔も知らぬ人たちの騒ぎの薪になんかなりたくないからね。
えっ?スラングが流行る理由?もうどこぞの教授がしっかりきっちりちゃんとした調査やってるでしょ~。今更だよ~。
これ言っちゃうと今回の話全否定なんだけどネ。ネ。
だがまあしかし、よろしい。ならば恥を忍んで私見を述べると致しましょう。
原理みたいなものとして…大前提って言うのか。
「人とコミュニケーションが成立したらうれしい。」で、それに付随して「流行の言葉は成立の確率を高める簡単便利なアイテム。」というのがあると思います。それだけだと思います。ハイ。
流行の言葉をどこかで見聞きする。誰かが流行の言葉でコミュニケーションを成立させるのを見る/受動的に参加する。能動的立場になりたがる。自分も流行の言葉を使うようになる。そして増えていく。
私の経験的な意見ではありますがいかがなものでしょう?
脱線が少ない
もう一回ぐらい続くよ。