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七夕ぁ〜〜〜〜。

そんな事言ってる暇ないんですよぉ…

投稿遅れてしまい申し訳ありません。

2ヶ月…投稿間隔最長記録だねっ!

ヤッター…ってちゃうわ!

「クソがァぁぁぁあ!」

 目の前には満身創痍の邪神。あれからかなりの時間をかけてジワジワと体力を削ってきた。後方支援のおかげか、こちら側には大した損失もなく有利に戦えている。魔法組も特に目立った損耗もなく、安定して戦えているようだ。ウラジーミルさんはまだ余裕のある動きで危なげなく戦えているし、私もまだまだ大丈夫だ。

「皆さん、私の後ろに!早く!」

 と、その時何かを察知したのか、メアルが大声を上げた。これは従った方がいいと判断して、メアルの声に従って邪神から離れる。

「『三重奏神聖結界』」

 魔法陣が何重にも現れ、透明な膜を生成する。

 そして、その段階に至ってナニカを本能が悟り、身体が警鐘を鳴らし始めた。

 そんな中、突如邪神の中の何かが弾けた。普段は可視化出来ないものが、そのものが実体をもって襲ってきた。

 突如として起こった魔力の奔流。結界を透過して直接内部に入ってきた。自分の魔力が邪神の魔力と干渉し合って反発する。反発によって起こるのは激しい魔力暴走。そう、邪神が行ったのは意図的な魔力暴走だった。

 体の節々が痛み、皮膚が破れ、血が流れる。平衡感覚が無くなり、五感はもはや機能していないに等しい。

「気を確かに!魔力制御をしっかりして!」

 ヴェルが何か言っているが、もう何を言っているのか分からない。ただ視界が赤くなり、色を失い、青くなったりする。

「陽向さん!」

 突如身体をなにかが包み、急に魔力暴走が鎮まり、身体が軽くなった。視界も元に戻り、頭も冷静になってきた。

「…みんなは!?」

 辺りを見回すと、膝をついているウラジーミルさんや肩で息をしている満身創痍のヴェル、邪神の攻撃を一手に引き受けるメアルが見えた。

「ウラジーミルさん、大丈夫ですか?」

「えぇ、なんとか。大丈夫です、すぐに戦線復帰します」

「陽向くんとウラジーミルさんは休んでてください」

 すぐに戦線復帰してヴェル達の負担をなくそうとしたが止められ、そこで自分達の怪我の程度を改めて知り、言われるがままに回復を優先する。

 そんな私達の目の前では壮絶な魔法戦が始まっていた。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 次元を超えた戦い。一言で言うなら誰もがそう表すだろう。いや、一言でなくても大抵の人がそう言うしかないだろう。一体何が起こっているのか、皆目見当もつかなかった。魔法を放てば、それを改変して発動者に返す。誰かに当たれば過去改変が行われてその事実を消す。その状態から未来、つまりさっきまでいた次元へ魔法を放ち、それをまた改変する。そんないたちごっこが続いていた。常に轟音が響き、何度も火花が散る。追尾機能を持たせた魔法を過去に逃げたり未来に逃げたりして避ける。互いに被弾はするものの、それらの事象を改変して無かったことにする。魔力の消費量を考えると、末恐ろしいものだ。そんな中で、戦況は五分五分、いや、若干劣勢か。更に自分では1分も持つ気がしない。技術的にも集中力的にも。

 変に介入しないのが吉なのだろうが、そうする訳にも行かない。

 ウラジーミルさんと相談し、その内容を念話で伝える。前線の2人からも了承が返ってきたので、頃合を見て作戦を開始する。

 簡単な話、邪神の五感や魔力探知する能力全てを一時的に麻痺させて、そこを叩くというだけのものだ。なんの工夫もありゃしない。

「っ?…小癪な…!」

 まぁ、邪神が結界を張るのは予想していた。が、その一瞬の隙に戦線復帰し、魔法をストックする。私とウラジーミルさんが放つのは威力ではなく手数に重きをおいたもの。メアルやヴェルが本命で、私達はただの撹乱要員だ。

「なっ…クソっ!」

 視界を埋め尽くす程の魔法の数に邪神は焦り、必死に相殺しようとする。ここで魔力探知する能力が治っていたらまた変わっていたのだろうが、幸いにもまだ回復してないようだ。後ろに控えてる本命に気づかずに必死に魔法を捌いている。しかしながら、圧倒的量におされ、邪神も何発かは被弾し、またそれが邪神により焦燥感を募らせる結果となり、視野狭窄に貶めていた。

「フレア」

「チャフ」

 ここに機を得たと悟った私達はさらに視界を悪くするために追加で魔法を放っていく。さらなる混乱に乗じて詠唱を丁寧に複雑にしていく。

「術式魔法、重奏術式螺旋貫穿、装弾筒付翼安定徹甲弾」

「多重方陣魔法、顕現昇華、アイシクルアーマーピアシング」

 刹那、凄まじい風圧と共に2発の魔法が放たれ、邪神の頭と心臓を撃ち抜いた。

「穿った…?」

「貫通するなんて…」

 アレを放った術者が驚く程の威力の魔法は確かに邪神の命の根を止めた。

「とりあえず、これで終了ですか?」

「…らしいね」

「ウラジーミルさん、お疲れ様でした」

「いえ、こちらこそ英雄殿と共に戦えたこと、誇りに思います」

「メアルさん」

「そうですね、やりますかヴェルさん」

 魔法組は2人で頷きあうと、僕に向かって手を向けた。

「…え?」

 そして、僕の視界が白く染った。

ある程度落ち着いてきたための更新です。

辛抱強く待っていてくれた人、感謝の念で胸がいっぱいです!

これからもどうぞよしなに。

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