旅立ち
予約し忘れてた。
あと、今回短いです!
今週中に上げるから待っててね
「おぉ…お疲れー」
最後に課された課題も無事に終え、遂に魔法神から合格を貰った。
「明後日に出発するから、とりあえず明日は休んどいて」
「はい」
武神の特訓は肉体的な辛さだったが、魔法神の方は精神的な辛さだった、
「あ、そうそう。君と一緒に邪神を倒しに行くのは、君を含めて3人だから、後で紹介するね」
「それって、ヴェルも入ってます?」
「もちろん」
そう言うと、魔法神は何処かと連絡をとり、こっちに指で丸を作ってOKサインを出した。
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目の前に居るのは、ヴェルともう1人知らない男性。
「どうも、初めまして。前の職場に辟易としていた際に応募を見て駆けつけました、元気象管理部門所属の現邪神討伐隊のウラジーミルです。この度は英雄殿と共に戦地へ向かえる事、とても光栄な事であります」
「あ、はい。よろしくお願いします。えと…」
どんな返しをしたらいいのか分からなかったので、目線でヴェルに助けを求めるとヴェルと視線があった。
「あ、あぁ。僕も仕事が一段落したから参加出来ることになったよ。よろしくね」
「うん。よろしく」
「さて、時間もあるし適当になんか駄弁っといて」
そう言って魔法神はどこかへ姿を消した。
こう言う時に思うのが、初めて会う人と2人きりの状況になった時に話す話題浮かばないよねってこと。
まぁ、今回は2人きりじゃない分少しはマシだと思う。
「旅の行程ってどうなってんの?」
「さぁ…ウラジーミルさん、何か知ってますか?」
「えぇ、先ずは邪神側の勢力を削ぐ為に、魔王…英雄殿のお仲間を狙っている奴の討伐をします。その次に、邪神と行きたいのですが、ワンクッション置きます。最近、負の意思が大きく膨れ上がっており、至る所に邪神へエネルギーを供給しているいわば供給プラントみたいな場所があります。そこを浄化し邪神の弱体化を狙います」
「なるほど、ありがとうございます」
「いえ、お役に立てたのなら幸いです」
「どのようにして浄化するんですか?」
ヴェルがそう尋ねるとウラジーミルさんは事細かに説明をしてくれた。
そんなこんなで僕らの中で少しずつ会話が生まれていき、若干だが、仲良くなれた気がする。
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そんなこんなで1日と少し休んで…遂に出立日になった。
「世界の命運は君たちに掛かってる。ありきたりな言葉で申し訳ないが、頑張ってくれ」
「「「はい」」」
「私が人間界に行けたらいいんだけどねぇ…本当に申し訳ないわ。ほんの気持ちだけど、はいこれ、私からの贈り物」
そう言って渡されたのは小さな御守り。これをくれたのは慈愛の神様。
「ヴェル、陽向さん、そしてウラジーミル。本当に申し訳ありません。私の不始末のせいで…」
「いえ、女神様。どうせ2度目に召喚された時点で、この世界は僕が骨を埋める土地です。そんな世界を救えるのであれば、僕の人生に少しでも意味を見出す事が出来ます。なので、そんな申し訳なさそうに市内でください」
「言うねぇ、陽向くん。でもそう言うことですよ。僕も2度目の人生だし。1回死んでるからもう、ね。別に、死んでもいいかなぁって」
「ダメ!ヴェルは僕と一緒に旅をしなきゃ」
変な事を言い出すヴェルにギョッとしながら慌てて食いつく。すると、ヴェルは驚きつつ愉快そうに笑った。
「あはは、生きる意味が出来ちゃった。だから、生きて帰らないとね」
女神様と少しの雑談をしてから、僕らは地上界に転移する。
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「みんな、必ず生きて帰ろうね」
「はい」
「死なないように頑張るよ」
そして、僕らは魔王城に向けて歩を進めた。
最近久しぶりにWotをしたら何か知らんけどMバッチとれてびっくりした。腕って鈍らないんだなぁって。あ、ちな私WTはまだまだ初心者なのでそこんとこよろしく!!
こんな無駄話をして、予約ミスをする私だけど、3月もよろしく!! by相笠




