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ダンジョン“制圧”

あ〜どうも、相笠です。

深夜テンション爆発して燃え尽きました。

今週と来週はリアルが忙しいので投稿できるかわかりません。ご了承ください。

「暇だなぁ…」

 7階層、8階層と順調に探索をしていた陽向。1人でいる時はついどうでもいい事を考えてしまう、そんなよくある事を陽向は今体験していた。今までは友達と共にいたり、考えなければいけない事があったため、暇になる事なんてほとんどなかった。

「邪神って何体いるんだろう」

 純粋な疑問だった。考えてみれば、邪神と魔王の繋がり、魔王の野望、邪神側の戦力等を聞いてない事に気づいた。

「ま、いっか。鍛えといて損は…あんまりないし」

 損は無い、そう言おうとして、クラスメイト達から化け物を見るかのような目で見られた時の事を思い出して、あんまりないと言わざるを得なかった。

「…さて、ここが10回層ね…ゴブリンのレベルが7〜9だったし、次の階層ボスのレベルは10~15ぐらいかな」

 そう予測して、階段の先にある扉を開ける。

「扉とか豪華すぎやしないかい?」

「まぁ、そう言ってくれるな、強き者よ」

 独り言をこぼすと、前方から声が返ってきた。瞬時に孤月刀に手をかけ、体勢を整える。ダンジョンの壁の燈籠にてらされて見えたのはリッチ。人間の魔術師又は錬金術師が不慮の事故死や病死などで現世に未練があるまま死んだ際に、その本人の魔力値が高ければ高いほど高位のアンデッドとして生き返ると聞いている。1番下でレッサースケルトン。1番上で…エルダーリッチ。少なくとも、リッチである以上はかなりの魔力の持ち主だということだ。

「まぁ待て待て。ボス部屋に入る際は警戒を怠るな、と言われなかったか?それを守らないとお主のように強い物でもその身を滅ぼすぞ」

 もっともな言葉に、警戒は解かずに1度冷静になってみる。大きく深呼吸をして周りを探るが特に変なところはない。ところどころに魔力の残り香があるぐらいだ。

「ふぅ…で、ここの階層ボスはどこだ?」

 ダンジョンの階層ボスが意志を持つことなどそれこそ全100層を越えるダンジョンの最奥部ぐらいじゃないとありえない。従って、このリッチはボスではない…と思う。実際前回とは何かいろいろ変わっていて僕自身よく分からない。

「あぁ、なんだったかのぉ…。ゴブリンの大隊?まぁ、30程群れを為して襲ってきたわ。ま、返り討ちにしてやったんだがな、ハハハ!」

 よし、聞きたい事は聞けたし、時間的にもあまり余裕はない。見た感じ危ない雰囲気のおっちゃんに付き合うぐらいなら早足で全階層を調べる事に時間を費やしたい。

「えぇと、じゃあ、失礼します」

 そう言ってそそくさと次の階層へ逃げた。なんかこのダンジョンで出会う奴らキャラ濃くない?

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はぁー…。さっきのリッチ、あいつも元は人間だったんだろうな。どうなんだろ、人じゃなくなるのは…ってステータス的にも種族的にも、もう僕は人外だったわ…」

 ある一定の暇を超えると、人はおかしくなるみたいだ。さっきから1人でノリツッコミをしている。

「さて…何階層だっけ、ここ。…あ、そうだった28階層だわ」

 ダンジョン攻略と言っても、ダンジョンの地形を調べて、出てくる魔物の種類と強さを調べて、階段を上がるだけの作業だから楽なんだよね。まぁ、楽すぎるから暇なんだけど。ちなみに11階層から14階層まではオーク。階層ボスがオークジェネラルで19階層までがオーガ。階層ボスがオーガニックトースト…じゃないオーガヴァイスキング。ヴァイス(vice)は副という意味だったから、副王…まぁ、2番目に偉いんだろうね。そっから24階層までがリザードマン。いきなり変わったからびっくりしたけど、人型に近くて2足歩行という系統なんだろうな、と納得して瞬殺しといた。

「いや、もう瞬殺とか言って殺生に罪悪感を抱かない時点で僕はもう人であって人じゃないよね…うーん、なんだろ、半端者?みたいな」

 …っとと。話が逸れたけど、階層ボスがリザードマンの御一行さん。そっから今までがコロポックル。身体が小さく大抵群れでいるため、中々めんどくさい相手だと思う。レベルもかなり上がってきていて、レベル30ボトム36トップって感じだ。なので、なるべく戦闘は控えて上に上がっていく事を優先しているのだが、如何せん頭への負担が大きい。情報をパソコンなどのAIではなく、頭に直接叩き込んでいるのでちょっと頭がパンクしそうだ。何階層まであるのかは知らないが1度どこかで休憩をとった方がいいっぽい。

「さて、29階層も特に変化なし。次の階層〜」

 頭がイカレてきたかもしれない。

「ふざけんな〜そんな…なんだったっけ…あ〜歌詞まともに覚えとけばよかったな」

 まぁ、いっか。さて、階段はあと少しだし、次の階層ボスに少し期待しとくかな。出来ればレベル3桁を所望。

「しっつれーいしまぁーす!マウザー砲発射ァ!」

 あかん。テンションがおかしい。ボスは倒せたけど、レベルとかまともに見れてなかったし、あと種族なんて今確認したぐらいだし。あとマウザー砲強すぎるし。てか、マウザー砲ってなんなの?ミリオタな友達の橘から話は聞いてたけど、こんなに強いの?

「ふぅ…休憩」

 さて…。今は多分正午ぐらい。ちょくちょく合間に何か食ってたし腹は減ってない。

「適当に考察でもするか」

 前回も事ある毎にしていた考察。

 先程から冒険者に会っていない事について考えてみることにした…いや、少し違うか。先程からまだ死んでそこまで経っていない死体をよく見かけることについて考えてみるか。

 手元にある亡くなった冒険者のギルドカードに目を落とす。大抵がBランク。たまにB+やAランクも見えるが、どれもに言えるのが、全員かなりの腕利きであること。そして、死体の損傷度というか傷の付き方、死に方が同じだということ。これを元に考えられる事は、1つ目としてダンジョン内に愉快犯若しくは殺人鬼がいるということ。2つ目にダンジョン内の魔物によるもの。3つ目に魔族もしくは邪神側による攻撃。1つ目は自分で出しておいてなんだが、ないと思う。なぜなら、死体から見るに、相手は相当な実力者であり、かつ迷わずにダンジョンを上から下に行ける人物。下に行くのであれば僕と会う可能性があるが、1度も探知の範囲内に入ってない。途中階で転移したとしても、転移石に魔力の残滓が多少残るはずだが、それを感じなかった。だから相手が空間魔法の遣い手である場合を除き、1つ目はないと思う。2つ目はかなり可能性としてはあるが、階段を上るのであれば、痕跡が残るはずだし、死体の返り血が床についているはずだが、それがない、という事は2つ目もないと思われる。そして、3つ目。邪神側の攻撃。最近、魔王軍及び邪神側の動きが活発であり、このダンジョンも明日には勇者達が攻略を開始するので、それに先立って何らかの罠を仕掛けに来たのかもしれない。例えば…低階層…。10階層のリッチはどうだ?あそこは…確か…。

 もしかしたら…いや、多分そうだろう。なら今僕がやらなきゃいけない事。それは上の階層の罠の有無を確認し、なければ10階層の罠の解除。

「よし、やるか」

 正直、めんどくさいけど、やらなかったらクラスメイトが危険な目にあうし、あのリッチが仕掛けたのであれば相当厄介な仕掛けになっていると思う。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 それから僕は50階層までの罠の有無、魔物の種類と強さを調べた。50階層ボスはまさかのドラゴンだった。二足歩行可能な。ほんとに二足歩行で揃えてたんだなって、ちょっと気が抜けた。

「よし、罠は無し、っと。なら次は…『転移』」

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 空間魔法・初級・特殊・転移

 効果・対象を1度行った事のある場所ならどこにでも飛ばす事が出来る。消費魔力は距離と比例する。

 目標・10階層

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 魔法は派生魔法は下位・中位・高位・最高位と上がるが、火・水・風・土・無・空間は初級・中級・上級・最上級と上がる。まぁ、今の人らはみんな後者の方で覚えているみたい。なんか、派生魔法を限界突破や修練の賜物によるユニーク魔法とかそんな風に思っているみたい。さて、罠はどれだ?魔力を可視化してこの部屋がどうなっているのかを調べる。

「これはこれは…先程の強き者ではないですか…何用で?」

 瞬間、首筋にナイフ…いや錬金術で出来た魔力を媒体としたいわば魔力を物質化した物を当ててきた。

 これはまずいな。どうしたものか。

では、また次回。相笠でしたー。

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