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ダンジョン攻略 下層

どうも、相笠です。

投稿が遅れました。すみません。

唐突ですが、3000字って大変ですね。もっと書かなきゃと思っても中々長く書けないというね。

「へぇ。じゃあ、他の国のダンジョンも潜った事もあるんだ。どんな感じなの?僕はここのダンジョンしか潜った事ないから」

 少年をベッドに寝かせてから、僕らはずっと雑談をしていた。

「そうだね、えぇとここから西に2つ山を越えた先に国があるんだけど…」

「あぁ、ラウモングね。そこのダンジョンっていうと…たしか、この世界で最も難しいダンジョンじゃなかったか?」

 へぇ、あそこって1番難しいダンジョンだったんだ。基本竜種しか出なかったから、途中からはなんか攻撃にパターンがあることも分かって攻略はそこまで難しくなかったんだよな。

「最も難しいんだ。まぁ、そこのダンジョンは主に竜種のダンジョンでね。その5階層のファイアドラゴンと1対1で相対事があるんだけど、その時の話でもしようか?」

 最初に挑んだまともな竜種との1対1。あの時はまだレベルも低く、スキルもまともに使えてなかったからかなり手こずった。今までに戦った階層ボスの中で、1番記憶に残ってるのは間違いなく5階層のファイアドラゴンだろう。実際あの時は何回か死にかけたし、帰った時の周りの慌てようも半端なかったし。

「是非!聞かせてくれ!」

「お、おぅ…えーとだな」

 5階層に行く少し手前から話そうとした瞬間、ベッドから声が聞こえた。

「ぅう………え?どこ…?」

「「あ…」」

 声が大きすぎたか、と2人で顔を見合う。

「起きたみたいだね」

「そうだね。おはよう。俺の事は覚えているか?少年」

 おはよう、よりもおそようの方がいいのか?まぁ、いっか。あと、カリウスと被らないように、一人称は俺にしてある。ほら、キャラ付けって大切でしょ?

「っ!あんたは…いや、助けてくれたのか…ありがとう」

 僕らの事を見た後、1度周りを見回し、僕の方を注視して、まるで親の敵でも見るかのような鋭い視線を向けた。だが、自分の置かれている状況を把握したのか、僕らに頭を下げてきた。

「どういたしまして。と、少年、家まで送るから場所を教えてくれ」

 いち早くダンジョンに戻って攻略する際の注意点や安全な場所、ルートを探しておきたい。

「いや、俺親から知らない人に住所教えるなって言われてるから…」

「ははは、うん、いい御両親だね。なら、1人で帰れるかい?僕はこう見えて衛兵やってるから、送っていく事もできるけど?」

 少年は親の言いつけは守るようで、見ず知らずの僕らには住所を教えなかった。それもそうだろう。1人はよく分からんけど目の前で魔物の首をはねた男。もう1人は本当に面識のない男なのだから。そこで、カリウスは自分の職業を明かし、その証拠としてドッグタグを見せた。つられるように僕も冒険者カードを渡した。

「…うーん。…ととと。…すみません、俺の家まで送ってくれますか?」

 今度は身元は分かったが、1人はダンジョン攻略の途中で今は自分がそれを邪魔している状態、もう1人も衛兵の仕事を放ったらかしてまでも自分の事を看病してくれた人。

 これ以上他人の世話になる訳にはいかない、とたちあがるが、両足で地面を踏むまでにバランスを崩して転びかけたので、僕が咄嗟に支える。

「もちろん。じゃあヒナタ。またいつか。明日もダンジョンに潜るなら僕もいるからね」

 ここは衛兵の仕事だよ、と言ってカリウスは少年をおぶった。

「あぁ、またな。それと、俺はこの後そのままダンジョン潜るから明日は会えそうにないな」

「そっか…じゃあね」

 そう言って別れると、僕は早速ダンジョンの前へ戻った。

「さて、潜るか」

 手元には地図。武器なんか持たなくても、低階層なら素手や魔法で対処できる。目標は最下層までのモンスターの種類と強さを測ること。

「1階層から4階層まで魔物は同じ。レベルは徐々に上がってる感じだな。さて、5階層はボスかはたまたホブゴブリンか…」

 結果は1〜4階層目までは全て同じ。これまでの経験上、次が階層ボスのパターンとまた同じで6階層目もしくは10階層目から魔物が変わるパターンとがある。実際、後者になればなるほどダンジョンとしての難易度は上がる。前者は階層配置が規則的であり、ボスも階層に見合った強さとなる。しかし、後者になれば、階層事に魔物のレベルこそ上がりはするものの、スキル構成は攻撃パターンは変わらない。しかし、一度魔物が変わると攻撃パターンやスキル構成などをまた1から対策しなければならない。逆に、予備知識があれば対応は楽にでき、魔物のレベルが段々と上がっていくので自分に見合った相手と戦う事ができると、1度攻略されたダンジョンとしては後者の方が人気が高い。

「ボスか…」

 結果はボス部屋。とは言え、階層ボスなので、ワンランク上かそこらの魔物しか出てこない。出てきたのはコボルト。本来よりも図体が大きく、強化された個体だが、元のステータスが低いので、そこまで脅威にならないだろう。流れ作業でコボルトを倒し、ドロップアイテムを回収するとそのまま6階層目に行った。

「まぁ、こんなもんだろう5階層程度なんて…さて、こっからは魔物が変わるのかな?」

 階段を上がると、いきなりゴブリンが襲ってきた。かなり大きな道に出たなぁ、と思っていると、脇道からゴブリンがぞろぞろと出てきた。

「ゴブリンか…ゴブリン多くね!?」

「「「「「グギャァァァ!」」」」」

 少しびっくりしていると、ゴブリンが口々に喚き始めた。

「うっさいわ!」

「「「「「「「グギャァァァ!」」」」」」」」」

 つい大声で叫ぶと、もり大きな声が返ってきた。

「なんか増えてるし…あぁ、ダンジョンで大声出すんじゃなかった」

 先頭の1体が痺れを切らしたのか、襲ってきた。

「グギャァァァ」

「大丈夫ですか?助太刀します!」

「ん?あ、いや大丈夫です。すみません」

 どこからか聞こえてきた言葉に冷静に返すと、亜空間から孤月刀を取り出し、左手で鞘を持つと右手で抜刀し、そのまま衝撃波でゴブリンを一掃した。

「…え?」

 呆然としている冒険者に一声かける。見たところ、20代前半の青年、と言ったところだろうか。装備してるものからして、多分C+かそこら。使ってる得物の鞘の傷からして、同じ武器を長く使っていることと、相当の努力を積み重ねている事がわかる。

「あぁ、すみません。ゴブリンが多かったのでつい叫んだらもっと増えちゃいまして…」

「え?いや、え?」

 イマイチ状況が呑めていないみたいだが、めんどくさいことになる前にさっさと7階層に行こうとする。

「すみません。お騒がせしました。では」

「え?いやいや…待って!」

 呼び止められて無視する訳にもいかず、振り返って返事をした。

「はい?」

「いや、ゴブリンはDランクの上位、D+ぐらいじゃないと一体一で戦う事すら出来ないんですよ?」

 あれ?

「え?Eランク冒険者でも3体同時ぐらい…」

「そんな訳あるかっ!…あ、すみません。でも、このダンジョンがCランク以上じゃないと入れない事からしても、Eランクでは倒せないんですよ」

 被された…。でも、まぁそうか。前回だとEランクそこそこでゴブリンを蹂躙する奴とかざらだったからね。世界が1度均衡に戻された時にギルドの運営が変わってランクも少し変わったのかな?

「あぁ、確かに。では」

「では、じゃないんです!どうしてそんなに強いんですか?教えてください!」

 うん、面倒くさくなってきた。

「…冒険者のスキル構成やステータスについて過度に干渉するのはご法度では?」

「…うぐぐ」

 まだ何か言いたそうだが、早く攻略しないといけないので先を急ぐ。

「では」

 さて、次は何が出るんだろう、と若干わくわくしながら7階層に続く階段を上り始めた。

登場人物紹介がもうソロ完成します。クオリティはあまり期待しないでくださいね。

では、また次回、相笠でした!

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