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邪神の手下①

どうも、相笠です。

すみません。

好きな作者の新刊が出たので

読み耽って投稿少し遅れました。

 光の届かないような深い洞窟を1人の少女が歩いていた。

「MarkIV、経過はどうだ?」

「…問題ありません。経過は順調そのもの。ただし、相変わらず作業員の行方は不明」

 少女の上官らしき人に尋ねられ、耳元のマイクにそう返した。

「…すまないな、こんな事を任せてしまって」

 その声は一介の上官としてではなく、一個人として少女を気遣う声色だった。

「いえ、問題ありません。私の全ては貴方様の為に」

 通信を終わらせると少女は身に纏っているローブを翻してまた別の方向へ向かっていった。そして、そのローブには1つの紋章が描かれていた。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「うわぁ…僕の身体ヤバいよ…」

 全速力で走ると、気づいた頃には森に入っていた。多分渓谷までの道のりの半分はもう過ぎているだろう。

「…ガル…ガルル」

 いきなり森の中を音の速さと同じレベルでかけてくる生物がいたら誰だって驚くだろう。そう思って先に進もうとすると、先程唸っていた魔獣が右足怪我をしていることに気がついた。

「…珍しいな。アーディーヴォルフが怪我をするなんて。…驚かせたお詫びに治療してくか」

 その魔獣はアーディーヴォルフよりも体躯が2回り程大きく、毛並みも知っているものとは大分違った。その毛並みに、綺麗だな、考えながら治療する。無詠唱でも良かったのだが、「お詫び」なので、丁寧に魔力を込めて治療をする。

「治癒の女神よ我が願いに応え彼の者を癒し給え、ハイヒール」

 なんか厨二病ぽい…というか、モロ厨二病のセリフを言って魔力を込めると、右足だけでなく、身体全体が光に包まれた。

「よし、じゃあ、元気にしてろよ」

 理解できる訳がないのに、そう言うと、僕はそのまま渓谷へ向かった。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 しばらくすると、目的のラノバ渓谷にたどり着いた。この渓谷は両側から下へ続くスロープ的なものがあり、その斜面の途中にいくつかの穴がある。その穴には盗賊が住んでいると言われているため、この渓谷を渡る際は皆、渓谷に架かっている橋を渡る。

「さて、魔力探知に引っかかってるのは…あの穴か」

 対岸の中腹らへんにそれらしき穴を見つけた。すぐさま僕は装備を点検して、不備がないかを確認する。普通の竜種なら良かったが、邪神の手下ともなると、1日で終わらない可能性が高い。そのため、継戦能力はもちろん、なるべく殺傷性の高いもの、動きを阻害しない装備を整えた。主兵装は前回と同じ狐月刀。防具は魔法服のようなもの。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 Tシャツ・ズボン(魔改造済み)

 異世界の技術とこの世界の魔物、ファーデンワームの糸から作られた服。製作者…ヒナタ

 魔法耐性-MAX

 物理耐性-MAX

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 それに加え、投げナイフや罠一式。持てるだけの戦力を持ってきた。つまり、総力戦だ。

 ちなみに、前回使用したコートは女神様からもらったものだ。さらに、防具の耐性はMAX表示だが、これはFからAまでで表示されそれ以上はMAX表示となる。Aランクの耐性であっても、弾く度に耐久は減り、いつかは壊れる。ようは物理攻撃、魔法攻撃での壊れやすさ、耐久度の違いだ。

「よし、行くか」

 空中に障壁を作り、そこを足場として穴まで進む。

 穴の入口まで障壁をつたって移動すると、穴の中の様子を伺った。

 高さは5m程ありそうな大きな入口。光が刺さない程深く、あちこちに爪跡や傷がある。さらに、上方向に曲がっている為、どこに竜種がいるのか分からない。そして、この洞窟は魔法で造られたのか、大きさが均一的だ。

「…うし。さて、行くとするか」

 意識を切り替えて、いつでも戦闘が出来るようにする。

 10分程歩くと、広間に出た。広間からは三本の道に分かれていて、それぞれに同じ大きさの反応を感じた。

「よりによって3体かよ…」

 左側から攻めるか…そう思った瞬間、3体が同時に広間へと移動を始めた。

「マジか…腹、括るしかないよな」

 未知の存在、相手の強さは未知数。それに加え、3対1という圧倒的数的不利。

「罠仕掛けるか」

 竜種であるならば、その巨体故に足元の罠に気付きにくい。そして、体重の掛かっている足をはめれば、体勢は崩れ、チャンスとなるはずだ。まぁ、そこまで上手く行くと怖いんだけど。

「…ッ!」

 罠を仕掛けに行くと、いきなりブレスが飛んできた。いや、ブレスというよりは火球。

「グルァ…グァゴォ」

「…あっぶね!?」

「グガァ!」

「っな!」

 避けた先が悪かったのか、もう1つの穴からも火球が飛んできた。それを躱す。もちろん、他の穴から撃たれない位置に。

「…ッ!【魔力障壁】」

 ーガン、ガギン

 壁を壊しながら、3つ目の穴から魔力刃が飛んできた。

「…マジかよ…笑えないぞ」

 3対1、それも連携のとれる3体。これは最悪死ぬ可能性があるかもしれない。僕の呟きに呼応するように、3体の竜種-ヘンゼルドラゴン。戦闘は3体同時の火球から始まった。

三連休なので、

月曜日に登場人物とかの

資料まとめたいと思います。

では、また次回

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