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隔世異伝・転生記~神を導きし救世主~  作者: 河童王子
女子高生覇王討伐編~真・救世主伝説~
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那我羅再生!?真の敵??

孫悟空は確かに那我羅を倒した。


しかし、ナニかが動き始める。


俺様は孫悟空・・・


う、嘘だろ?


倒したばかりの那我羅が目の前で再生していくではないか?

今なら再生途中、攻撃を与えれば阻止出来るのではないか?

しかし俺様は奥義発動で完全に力を使い果たしていた。

それもあるが、何なのだ?那我羅から発するこの力は?


それは俺様が戦っていた那我羅とは完全に異なる別の意思の存在だった。

しかも俺様が本能的に畏怖している?

俺様が戦っているのは何なのだ?


蛇神の頂点に君臨する覇王?

否、もっと他の世界を覆す程の底の見えない何かが目の前に存在しているのだ。

神?神なんざ恐れる事はないが、それは俺様が知る神とは別次元の何か?

もっと超越した神の上の更に上位種。

それが俺様の前で敵として現れたのだ。



その存在は俺様がやっとの思いで倒したばかりの那我羅を再生している。

本当に何が起きているのだ?


すると遂に俺様の前に消滅したはずの那我羅が再生し終えた。


「お、俺は敗れたのか?しかも生き返させられたのか?余計な真似を!」


復活した事は那我羅の意思とは別のようであった。


「無様に命を落としておいて口の聞き方には気をつけるのだな?ワタシが蘇らせなければオマエは死んでいたのだぞ?」

「勝手な真似をするなと言っているのだ!俺は戦って敗北したに過ぎん。敗者は死して当然だ。俺の誇りに泥を塗ったな?」

「オマエの魂も肉体もいずれワタシがこの世界に復活する為に使う器。勝手に滅びて貰うわけにはいかんのでな」

「俺は俺だ!オマエは俺の中で消えていろ!」


那我羅は誰と言い争っているのだ?

まさか那我羅とは別にこの戦争で倒さなければならない敵の存在があるとでも?

しかも・・・那我羅よりも脅威だと言うんじゃないだろうな?


だが、しかし今の俺様に何が出来る?

すると俺様に気付いた那我羅に謎の声は言ったのだ。


「那我羅よ、その者を始末しろ!今なら他愛もなく消しされるぞ?」

「・・・・・・」


那我羅は俺様を見るなり答えた。


「拒否する。孫悟空とは改めて手合わせさせてもらう。オマエの助けは不要だ」


ん〜?

俺様とまた戦う気なの?

いやいや、次に勝てる保証ないし?

てか出し尽くしたし。

手の内見せて次ないだろ?


ゾッとした。


すると那我羅は倒れている俺様に向かって言った。


「孫悟空よ、今は去れ!そして力が万全に回復した後に改めて殺し合おう」


俺様を見逃すつもりか?

しかし声の主は那我羅の意思に反した。


「ワタシの命令を聞け!遊んでいる時間をお前に与えるつもりはもうない。もし逆らうのであればワタシ自らが手をくだすまでの事」


な、何?

すると那我羅が突如苦しみ始めたのだ。


「キサマ!俺を乗っ取るつもりか?そうはさせんぞ!」


那我羅は覇気を解放して自分への侵入を許さずに抵抗してみせた。


「このワタシはこの世界の真の支配者。那我羅!オマエは我が力の恩恵に恵まれたに過ぎんのだ!」


突如、那我羅の覇気が一瞬で消え去り、その身体から異様な力を発し始める。

な、何が起きていると言うのだ?

俺様の目の前で?

すると那我羅が俺様に近付いて来たのだ。

そして俺様の前髪を掴むと、力任せに地面に叩き付けた。


「ぐはぁ!」


俺様を見逃すんじゃないのかよ?

てか前髪抜けるだろ!

だが、俺様も気付いていた。

今の目の前に立っている那我羅は俺様が戦った那我羅ではないのだと。

身体を何者かに奪われたのか?


そして再び動けないで倒れている俺様に迫る身体を奪われた那我羅。

このまま俺様は殺されてしまうのか?

が、那我羅の動きが止まったのだ。


「!?」


それは俺様を庇うように天から炎が落下して来て、噴き出した業火の壁が那我羅の道を塞いだから。

すると業火の中から人影が姿を現したのだ。


「お、お前は!?」


俺様はソイツを知っていた。

だが、そんなはずねぇ!

何故なら、ソイツは死んだはず。

それも俺様が手にかけたのだ。

間違いない!


ソイツは燃え盛る炎の翼を持つ大魔王。

かつて俺様と義兄弟の契りを交わして地上から天上界へと共に戦った義兄弟。

しかしソイツは孫悟空としての俺様の敵として再び現れた。

そして俺様の恩師である三蔵を手にかけた張本人であり、俺様は復讐を果たしたはずなのに何故生きているのだ?


「鵬魔王!!」


すると鵬魔王は背中越しに俺様に言った。


「美猴王兄貴の言いたい事は分かる。この私を許せないのだろ?けれど今は目の前の敵を先に始末する事が先決。その後なら私は美猴王兄貴に再び討たれても構わない」

「!?」


何を言ってやがる?

俺様の怒りは鵬魔王に向けられる。

だが、例え鵬魔王とて今の那我羅を相手にしては生き残れまい。


「今は貴方を助ける。それは義兄弟としての当然の役目。そしてそれは私だけではない」

「!!」


その時、俺様は他の気配を感じたのだ。

力のある者達がこの場に現れた事に。


「無様だな?孫悟空。だが、よく持ち堪えたよ」


ソイツは蛟魔王!

そしてもう一人、いや?二人。


「待たせたな。此処から先は俺達も戦わせてもらう」

「牛角魔王!」


一度殺され蛇神の手にかかり、敵として牛帝覇蛇として甦った。

しかし八怪と紅孩児が何とか元に戻してくれたのだな?

そして再び立ち上がって来たのは。


「つぅ〜。身体中が痛え〜ぞ?俺俺、眠ってたみたいだな?でも、まだまだ戦うからな!俺俺!」


本当に頑丈な奴だ。

「百獣王!」

那我羅にこてんぱんにされて、それでもまだ戦う気力があるのは頭が下がるぜ。

今、此処に俺様含めたかつて地上から天界へと世界征服を夢見て戦った義兄弟が三百年ちょいぶりに揃ったのだ。



どうやら俺様の戦いはまだまだ終わらないようだぜ!



次回予告


頼もしくも孫悟空の義兄弟達が出揃った。


しかし敵は強大だった。


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