(2)スーパーヒーロー
次の日
研究員「思い切って1000倍にしてみました。」
男「ふーん。少しは疲れるかもねっ」
研究員「まずは…倒せない強さを、知ろうかと。。。」
男「倒せないならいいけど。。。」
研究員「…」
一瞬で男の周りは荒地に変わる。
男の前方に数匹の家の大きさほどある巨大な虫が現れる。
男「…こんなの瞬殺だ…」
その数匹の虫が男に向かって突っ込む。
男「っ…」
腕に取り付けられた機械から出るレーザが前回より長く大きくなる。
男「はぁあぁああああああああっ!!!!」
男は一振りで巨大な虫を切り伏せた。
男「やっぱり…」
その瞬間男の周りは研究所に戻る。
研究員「はは…」
男は茶化した顔をする。
研究員「…実は、昨日新兵器が完成したとの連絡がきましてね、
そこで実践で使用して頂きたいのです。」
男「実践って…本当の敵と戦うって事だよね?」
研究員「そっそうです。」
男「ついに人類に俺の実力を見せ付けてやれるね…」
研究員「ですね。」
研究員「それで、ロンさんには、国家防衛隊と実践テストして頂きます。」
ロン「国家防衛隊ねぇ…」
研究員「では、今日はここまでにしましょう!」
ロン「おつかれー」
…
…
俺の名前は「ロン」年齢は丁度20歳だ。
今この時代21XX年は宇宙から来た虫のような生物が増殖、更には地球人を餌にしている。
その糞虫は、銃やミサイルは効かない。
さらに核兵器までも効かないのである。
だが人間がそのままやられているハズがない。
研究を繰り返しついに撃退方を発見した。
それは、他のエネルギーをレーザ化したものでは切れないが、
人間のエネルギーをレーザー化すると切断できると言う事だった。
そうして、それぞれの国家で防衛隊を作り糞虫を発見しだい撃退している。
俺がいる所?ここはその人間のエネルギーをレーザー化する機械を作っている民間会社だ。
国から莫大なお金をもらい兵器を開発している。
でもってなんと俺は、その人間のエネルギー量が人より多いらしい。
そこでここに就職した訳だ。
会社で知った事実は、その糞虫は俺にとってはとても弱い生き物だったと言う事。
皆が怯えているのが可笑しくなって見えた。
就職4日目で、いきなり転勤らしいが、
まぁスーパーヒーローが参上してあげますかっ
と、俺は心を躍らせいた。。。




