これさえ読めば3章からでも大丈夫?2章までの登場人物とあらすじ
読み飛ばしokです!
■主な登場人物■
【スコルピウス公爵家】
アリア:前世は山猿とあだ名がついた女子高生だったが、悪役令嬢になる可能性を秘めた公爵令嬢へと乙女ゲーム転生。弟ラブで、自身が悪役になると弟が破滅エンドになることを思い出し、全力で回避。
王子の婚約者候補を辞退し、学園に進学せずに領地へと帰る。お米を捜しているうちに、ジンと出会い、恋心を自覚する。
魔術は身体強化のみ上手で、他は威力が異次元のクラッシャー。
ノア:アリアの弟。シスコン。アリアの前では天使だったが、徐々に本性が……。
アリア第1なのは変わらず、結婚してもそばにいれるような相手としてジンを婚約者候補にしたいと考えている。
デニス:アリアの父。家族ラブ。
カトレア:アリアの母。スコルピウス家の常識人。
セバス:スコルピウス家の執事。有能。
ミモル:アリアつきのメイド。
【新しい仲間】
ジン・フォクス:フォクス子爵家の息子。達観した性格で大人びている。基本的に表情の変化は乏しかったが、アリアの破天荒さに揉まれているうちに表情豊かに。
アリアのことが好きだが、まだ隣に立つ資格はないと懸命に努力中。
オロチ:元神様。アリアの魔力を注いだことで魔物になる。大蛇の魔物だが、人間に変化できる。人間の姿は褐色の肌を持ち、色気駄々漏れ。先割れの舌をよくチロチロさせている。
ベニ:レッドプテラという魔物。アリアの眷属。幼い見た目の人間に変化する。レッドプテラの副リーダー。
しゅい:レッドプテラでアリアの眷属。攻撃力は弱いが、サポート系は得意。人間に変化するとギャルになる。
【王家】
レオナルド:第1王子。アリアが好きで諦めてない。婚約者候補第1位が空白のまま。
リカルド:第2王子。魔力が高すぎて制御ができなかった。ノアの友人。
【その他】
カトリーナ:アリアの友だち。乙女ゲーム『ほしきみ☆』でバッドエンドを迎える可能性のある、もう一人の登場人物。レーンが好き。
レーン:1つ年上の可愛い系男子。
■第2章までの簡単なあらすじ■
6歳の誕生日に前世の記憶を思い出したアリア。それは、この世界が『ほしきみ☆』という乙女ゲームの世界ということだった。ヒロインが第1王子のレオナルドルートを選択すればアリアは悪役令嬢となり、弟のノアは破滅してしまう。
ノアの幸せは守る! と家族一丸になってアリアは奮闘。リカルドの魔力暴走を止めたり、リカルドに対する内情を掴んだりと大活躍をした。
そして、無事に(?)アリアの父であるデニスが婚約者候補辞退を王に伝え、辞退はできたものの婚約者候補1位は空白のままであった。
不安は少し残るものの、貴族用の学校(アマ・デトワール学園)へ初等部から入学することをやめ、なるべく『ほしきみ☆』から遠ざかったアリアとノアはスコルピウス領へ。
領地で少し成長し11歳になったアリア。前世の記憶を思い出してから焦がれていたお米をついに発見し、フォクス領へと向かう。
その途中、神であるオロチと出会い興味本意で魔力を注いだことで魔物化させてしまい、元神様をまさかの眷属に。そして、オロチが神として神聖力で守っていたフォクス領が庇護下ではなくなってしまった。
だが、フォクスで出会った少年のジンはそれを受け入れていた。いつか来る出来事なのだと。
アリアはフォクス領に結界を張るために動き出す。フォクスは、アリアの懐かしさが詰まっていた。フォクスの街並みは江戸時代のようで、文化もまた昔の日本だったのだ。
アリアはノアの助けも借りて、フォクス領を覆う結界を張った。そして、アリアはジンの優しさに少しずつ惹かれ、ジンもまたアリアに好意を抱く。
スコルピウスとフォクスで、フォクスの日本風文化を流行らせる。そんな計画をノアが立て、ジンはスコルピウス家に勉強をしに来ることに。
ジンが来る前にスコルピウスとフォクスを移動する手段を確保すべく、アリアはノアと共に空を飛ぶ魔物のレッドプテラの群れのリーダーになるべく行動を始めた。
そこで、べに、しゅい、の二匹の眷属を得て、仲間が増えたのであった。
さぁ、次からは第3章。
再び時は流れ、学園に入学する1年前。15歳になったアリア。
ジンとの恋はどうなったのか? レオナルドの婚約者候補筆頭は未だに空白なのか?
ついに、レオナルドと再会へ──。