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閑話 アカツキの卒業試験

 アカツキ・スメラギは中尉になり、駆逐艦≪ももはま≫の艦長に任じられた。

 これからは部下を持つ身となったわけだが、実のところは艦に同乗する他の面々から支えられる立場でしかない。

 副艦長に実務の補助を受けつつ仕事をこなし、各乗員とコミュニケーションを取る日々。

 アカツキは皇族の中でもまともな感性であるため、乗員からは概ね好印象を抱かれている。

 しかし乗員の中で年少に位置するアカツキは、艦長として敬われているというよりも、その見目の良さからマスコット的な扱われ方をされていることが多い。

 言ってしまえば、ほぼ全ての乗員が親しくしてくれる代わりに、実力を侮られているのだ。

 そんな扱われ方だからか、乗員の1人がアカツキに対して、雑談の中である要求をしてきた。


「アカツキ艦長。戦略盤の腕前を見せてはくれませんかね」


 その乗員が出してきたのは、システムが簡略化された携帯用の電子戦略盤だった。

 同じ艦種を同じ数ずつ手駒に与えられ、その戦力を自由に盤上に配置してから、艦隊戦闘を始める遊戯だ。

 アカツキは提案に少し驚いたが、乗員との交流には良いと考えて、戦略盤での対戦を受けることにした。


 戦略盤でアカツキが自陣戦力の構築を行っていると、勝負を挑んできた乗員が意地の悪そうな顔を向けてきた。


「ちょっと勝敗で賭けをしませんかね?」

「職務規定上、賭けによる金品の授受は見逃せませんよ?」


 アカツキが艦長の顔つきで睨むと、その乗員は「怖い怖い」と肩をすくませた。


「いえいえ、金品なんてとんでもない。ただ、ちょっと勤務のシフトを融通してくれないかとね」

「休みが足りてませんか?」

「いえいえ。しかしね。他の皆が必死で働いている中、公然と仕事を休める機会を得てみたいと思ってしまうわけで。ここは一丁、艦長様の権限で叶えてくれませんかね」


 乗員の自分勝手な言い分に、アカツキは表情には出さなかったが呆れてしまった。


「そういうことでしたら、賭けましょう」

「お、いいんですかい?」

「はい。貴方が勝ったら、1日だけ僕が仕事を代わります。これでも一通りの艦内仕事は叩き込まれましたから、1日だけなら代役は出来ると自負しています」

「そいつはいい。そういうことなら――」

「でも、貴方が負けた場合、次の休日を返上して働いてもらいます。それでもいいのなら、賭けをしましょう」


 アカツキの追加の条件にも、乗員はニヤリと笑うだけだった。


「いいですぜ。そら、やりましょうや」


 余程腕前に自信があるのか、乗員はあっさり条件を了承し、アカツキとの戦略盤での戦いが始まった。



 戦略盤での戦いは、30分で決着した。

 勝者はアカツキだった。


「そ、そんな、馬鹿な……」


 賭けを挑んだ乗員は、信じられないという顔で戦略盤の盤面を見る。

 しかしどれだけ見ようと、彼の負けが決定したことは覆らない。

 一方でアカツキは、ニコニコと笑顔を見せていた。


「賭けの履行として、貴方の次の休みはなくなりました。副艦長。シフトの組み直しをお願いしても?」


 アカツキの要請に、副艦長は渋い顔をしながらも了承し、直ぐに賭けを挑んだ乗員の休日が仕事に置き換わった。

 その作業を見終わった後で、アカツキは呆然としている乗員に言葉を紡ぐ。


「やけに自信がありそうだったのは、対戦の途中で起こった宇宙潮流が、何時起こるかを知っていたからですね?」


 アカツキがイカサマの存在を指摘すると、当の乗員はバツの悪そうな顔になる。


「やっぱりですか。対戦の最初から変な艦隊運用をしているので、そうではないかと思ってました。もっとも、その変な動きで警戒感が強まったお陰で、宇宙潮流を被害なく乗り切ることができましたけど」


 アカツキの説明に、対戦していた乗員は驚愕の顔になる。


「こちらの罠を見抜いていたってのか」

「僕の友人が士官学校で戦略盤をやらされていたときは、この程度の仕込みは当たり前にやられてましたからね。それをずっと見てきた僕も、こういった対処の仕方は十二分に承知しているわけです」


 なんて事はないという口調で話していると、副艦長がおずおずと質問してきた。


「殿下――アカツキ中尉のご友人は、士官学校で虐げられていたので?」

「有り体に言ってしまえば、その通りだよ。彼は孤児院出身の平民の癖に成績優秀なのは生意気だと、貴族派の教官から目の敵にされていたからね」

「どのような事をされていたか、お聞かせ願っても?」

「良いけど、そうだなぁ――じゃあ、卒業試験の戦略盤のときを例に話そうか」


 アカツキは、友人の活躍を自慢するような表情で、当時のことについて語り始める。



 卒業試験で使われる戦略盤は、アカツキが駆逐艦≪ももはま≫で行った簡略版とは違って、完全版だ。

 完全版は、艦種と艦数が自由に編成できる代わりに、その艦隊を支える物資の確保や、戦場までの艦隊移動も自分で行わなければならないという、本当に艦隊司令として必須な技量を示すための装置となっている。

 それほどの機能を持たすために、完全版の戦略盤は大部屋1つを占領するほどに大きさとなる。

 そんな巨大装置を使って、士官学校の卒業試験では、生徒同士の対戦が行われる。

 1仕合が最短でも1時間。最長だと5時間にもなるため、全ての対戦を終了するまで何日にも渡って行われる、知力と体力に厳しい試験である。


 そんな試験の対戦表を、アカツキは見て眉を顰めた。

 アカツキの名前が収まっている場所は、1回戦免除のシード枠。

 そのうえ、勝ち抜いた先で戦うであろう対戦相手の名前を見ると、同期の中でも成績下位者ばかり。

 あからさまな、皇族に対する贔屓だった。

 アカツキは、不正に近い教官たちからの贔屓に内心で腹を立てながら、今度は友人――ドーソンの名前を対戦表から探す。

 予想通りと言おうか、はたまたここまでやるかと言おうか、ドーソンは初っ端から戦略盤巧者と名高い生徒と対戦が組まれていた。

 しかも勝ち抜いた先で戦う相手も、誰も彼もが成績優秀者ばかり。

 アカツキは自分とのあまりの対比に、腹立ちを収める方法が思い浮かばなくなるほど、怒り心頭になった。

 丁度その時、ドーソンが対戦表を見に来た。


「ドーソン! 君は抗議するべきだ!」


 アカツキが腹立ちを言葉にして吐きだすと、ドーソンは面食らった顔をした後で揶揄う表情になる。


「なんだ、行き成り。ボケ皇子のボケ具合が進行でもしたのか?」

「冗談を言っている場合じゃない。見なよ、この対戦表!」


 アカツキが対戦表を指しながら憤慨するが、ドーソンは余裕顔を崩さない。


「こんなもの、何時もと変わらんだろうが。落ち着けよ」

「これは卒業試験だよ! ここでの成績いかんによって、将来の身の振り方が変わってくるんだ! だからこんな真似は許しちゃいけない!」

「別に許して良いと思うぞ。むしろ、俺との対戦を組まれた連中こそが、教官に文句を言うべきじゃないか?」


 予想外の言葉に、アカツキは混乱する。

 その混乱ぶりを笑いながら、ドーソンは言う。


「だってそうだろ。俺以外と戦えば、かなり良いところまで行ける面々だぞ。それが俺と当たるよう仕組まれた所為で、早々に負けることになって、未来の展望が潰えることになるんだ。教官に文句を言う権利があるだろ」

「……まったくもう。相変わらず自信過剰だね」


 アカツキは心配を通りこして、呆れてしまった。 


「でも、対戦相手のことばかりじゃないよ。どうせドーソンが負けるよう、教官が罠を張っているに違いないんだ。その点も気を付けなよ」

「忠告してくれなくても、重々承知しているさ。むしろその罠を逆転要素に使ってやるよ」


 ドーソンは当然のように言い、そして実行してみせた。

 最初の対戦相手を地力勝ちすると、次の対戦から始まった様々な妨害状況を逆用して相手よりも優位を取って、勝利していく。

 その勝ちっぷりは、姑息な手を使ってくる連中の鼻っ柱をことごとく叩き潰していくように見えるため、アカツキだけでなく平民出身の士官学校生徒は熱狂した。

 ドーソンが賞賛される一方で、対戦で負けた生徒が教官から叱咤されていた。

 アカツキのいる場所からでは言われている内容までは分からないが、負けた生徒の目に恨みが籠っているのを見ると、贔屓された状況の中で負ける無能だと詰られているに違いなかった。


 ドーソンは勝ちを重ねていく。

 そして勝てば勝つほどに、教官からの妨害は程度を増していった。

 当初は戦略盤のシステム的な工作だったものが、やがて盤外戦術にまで発展した。

 準決勝で公爵家の子女と戦う際には、ドーソンに伝えていた開始時間よりも早く対戦を始めて、会場に来ていないドーソンを遅刻負けにしようとする策略すらやってきた。

 しかしドーソンは、そのぐらいのことはやってくると覚悟していたようで、対戦日の朝早くから飲食物持参で会場の観客席に隠れ潜み、何時に対戦が始まってもいいように備えていた。

 そんな備えがあったため、ドーソンと公爵家子女の対戦は滞りなく始まった。

 相手が盤外戦術を行うのならと、ドーソンは対戦の中で『全波帯通信オープンチャンネル』機能を使って、対戦相手を何かにつけた煽り続けた。

 『不戦勝で勝ちを拾うとした卑怯者』、『教官に媚びを売って勝ちを買おうとしたアバズレ』、『卑怯な真似をして名家の顔に泥を塗った公爵家の恥』、などなど。

 事実と罵倒を混ぜた言葉の連続に、公爵家子女は怒りで震える手を制御できなくなる。

 その結果、戦略盤の操作を誤ってしまい、自ら不利な状況を盤面上で作り出してしまった。

 ただでさえ地力でドーソンが勝っているのに、状況でも勝ちになってしまえば、公爵家子女に勝ち目はなかった。

 教官が事前に仕込んでいた罠も、やはりドーソンには効かず、公爵家子女は準決勝敗退。続く3位決定戦でも、伯爵家子息との対戦では、両者が名家の出身者なため不正な操作がなかったためか、それともドーソンとの対戦で心が折れたのか、動きに精彩を欠いて負けてしまった。


 いよいよ決勝となり、数々の強敵を倒してきたドーソンと、教官の贔屓で苦労なく勝ち上がってきたアカツキとの対戦となった。

 友人であり好敵手であるドーソンと戦えると、アカツキは気分が高揚していた。

 しかしその高揚感を撃ち砕くように、教官たちが言葉をかけてきた。

 曰く、『ドーソンにはありとあらゆる妨害を施したから、安心して戦って欲しい』と言ってきた。

 その内容にアカツキは気分が悪くなりながらも、アカツキが決勝で戦うと知って、アカツキの家族が観戦にくるため、あからさまな不正は皇族からの心象が悪くなるぞと警告した。

 しかし、この戦略盤の決勝戦は今生皇が観戦することに元々なっていたため、教官たちも盤外戦術は止めて戦略盤のシステムに干渉するだけに留める気でいた。

 そしてどんな事をするかを、アカツキに教え始めた。アカツキが、その罠にかかってはいけないと、心配してのことだった。

 やるという妨害の数の多さに、アカツキは眩暈を覚たが、とりあえず全て記憶してドーソンに教えてしまえば問題ないと考えを改めた。

 教官たちと分かれてから、アカツキはドーソンを探し出し、警告しようと口を開く。


「聞いてほしい。教官たちは、今回もドーソンの妨害をしてくる。詳しい内容は、まず補給物資の中にある――」


 そこまで言葉にしたところで、ドーソンに口を押さえられた。

 何をするのかとアカツキが驚く中、ドーソンの目は明らかに睨んできていた。


「おい、ボケ皇子。いつ俺が、お前に手心を加えてくれと頼んだ。知りたくもない情報を寄こしてきやがって、俺を馬鹿にしているのか?」


 ドーソンの恫喝に、アカツキは口にある手を外してから抗議する。


「そういうわけじゃない。ただ僕は、君と不正なしで戦いたいと」

「その不正を許さない志は立派だけどな、やっぱりお前は俺を舐めてるだろ。教官たちからの妨害を切り抜けられないだろうから、教えてやって進ぜようってことだろ。やっぱりお前も、平民を下に見る貴族の一員ってわけか」

「違う! そんなつもりじゃ!」

「言い訳なんぞ、聞きたくもない。お前が俺を友人だと思っているのなら、やるべきだったことは、俺の実力なら教官たちの妨害に屈さずに切り抜けると信じ、そして対戦で全力を出して戦い合うことだったんだ。少なくとも、俺とお前の立場が逆だったら、俺ならそうする」


 ドーソンはアカツキを突き飛ばしてから、一足先に戦略盤のある場所へと向かっていってしまった。




 アカツキは≪ももはま≫の乗員に語っていた口を止めて、苦笑いを浮かべた。


「たぶん僕の教官の妨害を教えようとした対応は、一般論では正しいんだと思うんだ。でも、友人の性格を考慮に入れていなかった。あの友人は反骨精神の塊のような存在だから、どんな理由であっても対戦相手から情けをかけられることを良しとしないと、そう考え付いて良かったはずなのにね」


 アカツキの後悔する言葉の後で、おずおずと副艦長が疑問を刺し挟んできた。


「アカツキ中尉は、士官学校主席でございましたよね。ということは、その御友人に勝利なされたのですよね?」


 アカツキの表情にある後悔の度合いが強まる。


「いや、勝ちを譲ってもらった――こう言うと、またドーソンに怒られるな。えっと、僕の不用意な言葉の所為で、友人は罠の1つを自ら踏んだんだ」

「アカツキ中尉の言葉の所為、ですか?」

「さっき語ったでしょう。僕が教官の妨害内容を教えようとして、友人に口を押えらえる前に『補給物資の中に』と口走ってしまったって。だからその友人は、補給物資の中にあった罠をあえて見逃してしまったんだ。その所為で、補給物資に被害が出て、対戦で使う十二分な量が確保できなくなったんだ」

「それはまた、変に気骨があるといいましょうか」


 副艦長が閉口する気持ちは、アカツキにも良く分かる。


「対戦していた僕も、ドーソンらしくない失態を見て、それがどういう理由でかに思い至って、唖然としたよ。対戦相手からの情けなど要らないと示すために、ここまでするのかって」

「では、その補給物資の損壊が原因で、アカツキ中尉は御友人に勝利なされたと?」


 副艦長の問いかけに、アカツキは吹き出してしまった。


「ふふっ。そんな可愛らしい相手じゃないよ、僕の友人はね。彼は少ない物資をやりくりして、どうにか万全とは言わないまでも十分に戦えるだけの準備を整えてみせたんだ。そこからの艦隊戦は、本当に一進一退。気を少しでも抜いたら敗けると、僕に覚悟をさせるほどだったよ」

「それほどだったのでございますか?」

「戦いは白熱して、長時間に及んだ。それこそ、戦略盤の最長稼働設定である5時間が目前に迫っていたんだ。このまま時間切れかと思っていたところで、友人が艦隊を変な風に動かし始めたんだ。徐々に戦域から外れるように移動していって、まるで逃げるかのように」

「その行動は、罠なのではありまえんか?」

「僕もそう思った。だから追いかけることはせずに、艦隊の再編成を行った。僕が罠にかからないと知って、ドーソンが再襲撃に挑んできても対応できるようにって」


 そうして艦隊の再編成がすっかり済んだところで、戦略盤が終了を告げ、勝者がアカツキであると表示された。


「僕はわけが分からなかった。またぞろ教官が行った妨害かと疑ったほどだったよ」

「では、そうではなかったわけでございますね?」

「実はね、ドーソンが降参のボタンを押したんだ。だから僕の勝ちになったわけ」

「降参、でございますか? その御友人は、話を聞くに、そんな真似をするとは思えないのですが?」

「僕もそうだったけど、戦闘終了後に表示された、お互いの艦隊の状況を見て理由が分かったよ。友人の艦隊には、もう物資がほとんどなかったんだ。それこそ、もう一度戦闘を行ったら、完全に空っぽになってしまうぐらいにね」

「しかし、物資は残っていたのでございますよね。であれば、戦わずに降参とは」

「その点は、友人の艦隊が最後にいる場所を見て、僕は納得したよ。そこは戦域の端も端。あとは背を向ければ、残存艦ともども安全に逃げだせる位置にあったんだ。距離が離れていたから、僕の艦隊が追撃しようとしても追いつけないから」

「つまり御友人は、物資を残した状態で残存艦隊をまとめて撤退しようとしていたと?」

「次の戦場を考えて、少しでも戦力の温存をするための行動だろうね。でも戦略盤では戦域からの離脱は即敗北だから、その直前で行動を止めて撤退する意思表示をしてから降参ボタンを押したんだろう」


 結局のところ、アカツキは戦略盤で戦うことを考えていた一方で、ドーソンは戦略盤を実際の艦隊戦闘の予行と考えていたのだ。

 教官からの妨害すら不意に降りかかる災難として、妨害の回避や対策を考えるのも予行の一環だと組み込んでいたのだろう。

 だからこそ、アカツキが妨害を教えようとしたときに怒った。災難では何が起こるかを事前に知ることなどできないのだから。


「友人が降参したから僕は戦略盤での戦いには勝ったけど、戦場の評価は痛み分けだった。むしろ撤退まで視野に入れて戦っていた友人の方が、戦略上では一枚上手だったとすら思っているよ」

「だからこそ、勝ちを譲られたといまでも思っているのですね」

「友人は、僕に試験での勝ちを譲る代わりに、勝負での勝ちを持って行ったと、そう思っているよ」


 アカツキは回顧でしみじみと言ってから、先ほどまで使っていた簡易版の戦略盤を持ち上げる。


「さて、僕の話はこれでお終いだよ。他に戦ってみたい人はいるかな?」


 アカツキは朗らかに対戦者を募ったが、その口振りは友人の代わりに戦えと言っているようだったからか、乗員の誰も候補の手を上げることはなかったのだった。


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― 新着の感想 ―
[一言] 中盤  教官たちと分かれてから、アカツキはドーソンを探し出し、警告しようと口を開く。 「聞いてほしい。教官たちは、今回もドーソンの妨害をしてくる。詳しい内容は、 普通に別れてから、ですね。…
[良い点] 更新有難うございます。 賭けを持ち掛けた乗員 他の皆が必死に働いてる中で自分だけ公然と休もうとイカサマを企てたら 他の皆が公然と休んでる中で自分だけが必死に働く結果に… ナイスざまぁw …
[一言] 仮にも皇族なら不正をなくすのはできないんだろうか 象徴ではあるけどあんまり権力は持ってないとか?
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