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第三章/抗精神病薬

○ジプレキサ(オランザピン)

『なぜ飲んだんだ私めッ! と言いたくなったほど体質に合わないらしいーーここだけの話~』

(10mg)

抗燥作用/●●●●●

抗鬱作用/○

嗜眠傾眠/●●●●●

発現速度/●●

持続時間/●●●●○

依存性 /○

乱用性質/○

──────────

MARTA系

Tmax/4.8h

T1/2/28.5h

剤型/2.5-5-10mg

 なぜ飲んだのか、自分に小一時間問い詰めたくなったわ!

 叫ぶ気力さえ奪う抗燥作用は、燥を減らし過ぎて無気力・倦怠感さえ覚えさせてくれる!

 副作用の傾眠というか嗜眠というか、とにかく眠くなる。日中使ったから地獄だったわ……。ここまで無気力になったのは、ベゲタミンA以来じゃないだろうか?(いや、とはいえベゲタミンAよりはマシだけどさ。……寝る際に『本当に起きられるのか』と考えちゃうくらいベゲは強いもん)

 双極性障害の操エピソード対策に特化された鋭い刃は、比較的早く効果を実感させてくれるだろう。






○セロクエル(クエチアピン)

『あれ……睡眠薬として、使える……かも……?』

(100mg)

抗燥作用/●●●○

抗鬱作用/●○

傾眠嗜眠/●●●

発現速度/●●●

持続時間/●●○

依存性 /●

乱用性質/○

──────────

MARTA系

Tmax/2.6h

T1/2/3.5h

剤型/25-100-200mg

 こちらは体質にあっていたらしい。メジャートランキライザーでは二番目に好きである(一番はドグマチール)。理由は、睡眠導入剤に少量足すと良い感じに強めてくれるから。

 もしも手元に睡眠薬がない場合、あるいは、睡眠薬だけでは足りないと感じた場面に使う薬として残しておいてもいいかもしれないなぁ(ピルカッターで分割を忘れずに)……。






○ドグマチール(スルピリド)

『実は、最初は胃腸薬として開発されていた。途中で効果の実態から方向転換した経緯などから、胃腸薬として出される場合もあるんだとか。ブロン断薬時には重宝いたしました!』

(50mg)

抗燥作用/●●○

抗鬱作用/●●○○

傾眠嗜眠/●

発現速度/●●○

持続時間/●●●

依存性 /●●

乱用性質/●

──────────

ベンズアミド系

Tmax/2.4h

T1/2/6.1h

剤型/50-100-200mg

 抗精神病薬には珍しく、依存性が少しある。

 理由として、少量だけ使えばドーパミン濃度が高まるという一風変わった効き方をするため、ブロン断薬時などのドパミンが虚欠する辛い無気力感を、微弱ながらも緩和するよう働いてくれるからだ。

 少量では鬱状態に効果があり、多めーー100mg以上飲めば一風変わって躁状態に効くような作用に変わる。量を増減することにより、アップするかアップを抑えるか変わるといった摩訶不思議な向精神薬。

 そう、多量に飲むと今度はドパミンを減らす作用があるらしいのだ。

 なんじゃらほい。

 こいつは断薬時に力を貸してくれる心強い味方のうちの一人とさえいえる。胃腸薬としての効果もある(プラセボだったかも?)ため、ブロンの離脱症状である腹痛・下痢の緩和としても働いてくれるため一石二鳥といった気分になれる。






○エビリファイ(アリピプラゾール)

『こいつはドグマチールに似たような不思議な作用をする、はずなんすけど……体質に合わなかったのかなぁ……?』

(6mg)

抗燥作用/●●●○

抗鬱作用/●●●

傾眠嗜眠/●○

発現速度/●●

持続時間/●●●●●

依存性 /●○

乱用性質/○

──────────

Tmax/4.2h

T1/2/65h

剤型/1-3-6-12mg

 なんていえばいいのかな……その、真面目に通院して処方を受けた第一薬なんだけど、正直、ドグマチールにしてほしい。

 なんだか凄く眠くなるときもあれば、妙に焦るときもある。

 不思議というより不気味な感じ。

 なんだかなぁ……。

 ドパミンが少ないときはドパミン作動薬として働き、ドパミンが多いときはドパミン遮断薬として働いてくれるという、ドーパミンの放出をコントロールしてくれる存在ーードパミン・システム・スタビライザー!

 なはずなんだけどなぁ……どう考えてみても、ドパミンが低そうなときにダウナーに作用したり、ドパミンが高いだろうとき焦燥感を満たすような働きをしてくれちゃったりするんだよね……うーむ……。

 ちなみに、これが原因で薬剤性パーキンソニズムになったのはここだけの話。






○コントミン(クロルプロマジン)

『こいつはなかなかヘヴィな効き目だぜー!』

(25mgの場合)

抗燥作用/●●●○

抗鬱作用/●

傾眠嗜眠/●●●●○

発現速度/●●●

持続時間/●●●●

依存性 /●○

乱用性質/○

──────────

Tmax/3.2h

T1/2/11.7h

剤型/25-50-100mg

 睡眠薬じゃないのに鎮静作用や催眠作用が高い薬。

 印象としては、セロクエルの抗うつ作用を弱め抗躁作用を強くしたバージョンといったイメージを抱いた。

 睡眠薬の補助に使うと便利な感じも前述した薬と同様である。






○ロナセン(ブロナンセリン)

『こいつは未だに効き目のからねぇ薬だぜ……と思いきや効き目がわかってくると意外と効く!』

(2mg)

抗燥作用/●●●

抗鬱作用/○

傾眠嗜眠/●●

発現速度/●●

持続時間/●●●

依存性 /○

乱用性質/○

──────────

Tmax/1.5h

T1/2/12h(プラマイ5h前後)

剤型/2-4-8mg






○レキサルティ(ブレクスピプラゾール)

『エビリファイの改良版! 低用量ではうつ病にも効果があるぞ!』

(1mg)

抗燥作用/●●●

抗鬱作用/●●○

傾眠嗜眠/●○

発現速度/●●○

持続時間/●●●●●

依存性 /●○

乱用性質/○

──────────

Tmax/6h

T1/2/52-66h

剤型/1-2mg

 エビリファイの正当進化ともいえる抗精神病薬。低用量では賦活作用があり、高用量では統合失調症に有効な優れもの。抗精神病薬の中では一番好きだったりする。

 エビリファイで問題と感じた薬剤性パーキンソニズムの発現率も大幅に下がっており、弱点を克服している。とはいえ多少は出るのは仕方ない。素直に抗パーキンソン薬をその際は共用しよう。

 弱点は新薬の為、まだジェネリック医薬品がないため割高な点。薬価が高いのはちょっと財布に痛い。これのせいで処方薬が一段階高くなってしまっている。まあ、これ以上自分にあう抗精神病薬もないだろうし致し方ないだろう。

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