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私は男子トイレにいた。
がやがやと男子の声が聞こえる。急いで個室に隠れた。
「ほんと国語はつまんねーな。本読んでんのかったりーよ」
「でも次は体育だぜ。今日はドッジだってよ」
「お、まじか! そりゃ楽しみだぜ」
「おんなじチームになれるといいな」
男子のトイレでの滞在時間は短い。私にも男子みたいに、そういう便利な器官があったら楽なのに。
そんな、くだらないことを考えながら外に出る機会を伺っていると。
「あれ? 佐藤さんなんで男子トイレに?」
いつのまにか隣の個室からこちらを覗かれていた。気づかなかった……。というか、佐藤さんって誰?
「僕が見張っといてあげるから、その隙に外に出なよ」
声をかけてきた、かなり小柄な男子が扉を開け、外を確認してくれた。
「今ならいける!」
その掛け声を合図に、扉を開けて外に出たのだが。
そこは保健室だった。
「あれ? 佐藤さんどうしたの? いつの間に入ってきたのかしら」
あれ?は私のセリフ。ていうか、佐藤さんって結局誰。
「顔色が悪いようね。担任の先生にはいっておくから、少しベッドで休みなさい」
強制的にベッドに連れていかれた。
ベッドが小さい。あ、ここは小学校なのか。どうりであの子も小さかったわけだ。
てことは、私も小さい?ね。小学校高学年てところか。
休めって言われたし、少し目を閉じた。
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「ここは……。夢を見ていたのか」
私は月夜由女。17歳。
とある創造主の建国日記ダイアリー 〜愛娘たちのために全知全能をフル活用します〜
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の息抜きに書いているので不定期です。