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72.南雲ぬいぐるみ

南雲が作る折り鶴や兜に興味津々な月光様、夜光様に釣られて他の神様方も南雲の周りに集まり一緒に折り鶴などを作ったりして遊んだ。

他にも手遊び歌や似顔絵描いたりして南雲自身も楽しそうで俺まで嬉しくなる。


「桜井、次に月くんと夜くんに会う前に日本の方の家にあるおもちゃを収納しておいて欲しいな。あとマシュさんの所で良いのあったら買おうね。」


「分かった!あ、そういえばこれ収納してたけど月光様と夜光様にあげるか?」


取り出した小さな南雲を南雲に手渡す。


「これってぬいぐるみの部屋の?」


「南雲はたくさんいたからな。ちょうど妖精サイズの南雲ぬいぐるみもいたから桜井ハウスにでも飾っておこうかと思って3体連れてきた!ちなみに俺も3体!」


「えぇ…月くんも夜くんもいらないでしょ…」


「南雲、気付いてんだろ?この2人のキラキラした目を!!」


「う゛…2人ともそれ、欲しいの?」


「「うん!!欲しい!!」」


「あ〜…うん、桜井…それ、2人にあげて。」


「おう!!はい、南雲ぬいぐるみと俺のぬいぐるみだ!大事にしろよ〜!」


「「うん!大事にするね!!ありがとう!!」」



俺が月光様、夜光様それぞれにぬいぐるみセットを渡すと「お礼はいずれ精霊に転生するおじいちゃんに言って欲しいな…」と2人を見ながら小声で言う南雲と目が合う。


「生まれ変わったらまた新しい南雲作ってもらうし、爺さんはそれくらいでどうこう言わないと思うが…」


「あれだよ、気分の問題。」


「ふーん??あ、帰る前に集合写真撮らないか?」


「うん、せっかくだし撮りたいな。」


「あら良いじゃない!早く撮りましょ!!」


花様に背中を押され移動する南雲とカルガモ親子みたいに後ろを付いて行く月光様と夜光様。

集合写真っていってもみんなメイド服だし畏まった感じじゃ無くてふざけて撮る感じ。


「…婆さんが転生したら見せよっと♪」


魔法で撮った写真は四つ葉が複製してみんなに配るらしい。

だから俺は爺さんと婆さんの分の枚数も合わせて、4枚ずつを頼んだ。




「じゃ、帰るか!!」


「そうだね。また来ます。」


集合写真をそれぞれ貰い、また近い内に来るだろうけど別れの挨拶をしてから俺は南雲と四葉を連れて扉の前に立つ。


「次来る時もよろしくお願いします。」


南雲が一礼して俺らも一礼して扉を開け、小さな島から脱出する。






楽しかったのと湖を泳ぐちょっとした疲れですっかり忘れていたんだ。

メイド服を着たままだったのを。

お陰で二葉は俺らをみて笑い転げるわ、南雲にピッタリくっ付いて離れないわ…


「南雲、とりあえず甘いもん食いてぇ…疲れた。」


だから俺は疲れを癒す為、甘い物をおねだりする事にした。

ご覧頂きありがとうございます。

1週間くらいぶりですね٩( 'ω' )و


次は南雲視点を予定しています。

キーワードは『甘い物』。

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