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92.おやすみ前のパン祭り

お昼ご飯はパン屋で買ったパンとスーパーのパン。

あと俺が作ったフレンチトースト、南雲特製ミネストローネとコーンスープ。

ドリンクは刻んだレモンが入った蜂蜜氷のレモンティーとブラックコーヒーと野菜ジュース。

大皿にパンを山盛り載せて、フレンチトーストコーナーとスープコーナー、ドリンクコーナーを作った。

所謂自由に取ってもらうバイキングスタイルである。


パン自体はこの世界にもあるけど食の発展は地球の方が上。

別世界の食べ物の為、本来食べれない上に味も良く種類も豊富とくればワンコインで買えるパンでも神様は釘付けになる…こともあるらしい。

毎回ご飯の度に視線が強くてなるべく量を揃えるようにしているが、今回他の神様方にって南雲が用意していたコーヒーゼリーとかまで食べないようにしっかり釘を刺さないとな。





いただきますをして最初は年齢順で食べたい物を取る。

興味津々、パンをベーカリートングで軽く突く月光様は南雲に怒られて突いたパンを全部皿に載せて一旦休憩スペースに戻り、夜光様と共にコーンスープを選択。

飲み物は蜂蜜氷多めのレモンティーにしたようだ。



「どれも美味しそうで迷っちゃうわね…」


順番的にジオ様と一緒の最後組、花天様はそっと悩みのため息。


「追加でパン出せるんで気になるの全部食べたら良いのでは?ちなみにおすすめはこちらの蜂蜜白パンです!百花蜜のコクのある風味と優しい甘味が口いっぱいに広がって美味いんですよ!!」


「あら、じゃあそれは食べないとね。あとはこの花みたいな形のパンにしようかしら。」


「それはしっとりふわふわのよもぎ入り米粉ちぎりパンですね。」


「さくらちゃん達が来るとついつい食べ過ぎて太っちゃいそうだわぁ〜…」


「俺達のせいにしないでください。それに魔法でいくらでも見た目変えれるでしょ…」


呆れつつ空になっている大皿にパンを追加する。

視界の端にはうとうとお眠なちびちゃんず。



「さくらちゃん、貴方達の小さなお家に月光ちゃん達を寝かせてくれないかしら?朝早かったからお眠みたいなのよ。」


「今のままだとサイズ的に無理ですよ?」


「変化魔法は貴方の得意分野でしょう?」


「…分かりましたよ。」


朝も早かったし既にお腹いっぱいで眠そうな月光様、夜光様そして南雲に変化魔法を掛け、桜井ハウスのベッドに寝かせる。

ちょっと大きなダブルベッドに月光様、南雲、夜光様の順でぎゅっと並べればポメラニアンと豆柴を並べた様な癒し効果がある。

すやすや眠る3人に掛け布団を掛けてスマホでパシャパシャ。

うん。良い写真が撮れた。


「さくらちゃ〜ん!おかわり欲しいんだけどー!」


子ども達が寝た事により食べれる時に食べてしまう保護者陣の食欲爆発。

せっかくなら月光様か夜光様の隣でお昼寝を…と考えていたのに無理らしい。


「はいはーい。今行きますよーっと…」


3人の頭を撫でた俺は保護者達のお腹を満たす為、収納魔法にあるありったけのパンを机一杯並べる事にした。



ご覧頂きありがとうございます。

次は南雲視点を予定しています。

キーワードは『練習』。



追記

最近は途轍もない雨かサンサン太陽さんですね。

先日墓参りに行ってきましたが日光で蒸発しそうでした(´・ω・`)汗

皆さんも熱中症ならないよう水分をしっかり取ってくださいね。



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