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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

レズで何が悪いんですか?

作者: 虹彩霊音



…………自分がレズだと一部のファンにバレた。


いや、厳密に言えば自分の妹に対する愛情だから姉妹百合の方が正しいのだろうけど。



「叡智さんってそうなんだ……!?」


「そういう目で見られてたってこと? きっつーー」



誰がてめーらなんかに興味を持つか、私が愛するのは我が妹だけだ。自惚れてんのか、きっつ。



まぁでも、そりゃ嫌だわな。



「レズってマジなんですか!?」


男からこんなこと言われるの純粋にキモい。


「こんなに美人なのに!!? もったいないですよ!! 男ってやつ教えてあげましょうか?」


うん、純粋に死んでくれ。



別に、知らないわけではない。私にだって男友達は居るし。


だってしょうがないだろう、しょうがないだろう……



「はぁ」


「? 姉さんどうしたの」


「元気がないよ叡智姉」


「いや……ちょっと疲れたみたいでさ」




「あの………」




私達のファンの一人か。


「叡智さんって……レズなんですか?」


「………レズっていうより妹っていう方が正しいかな。で?」


「き、気持ちが悪いです!!」


今日は厄日か???


「…………何が?」


「えっ」


「何が気持ち悪いの?」


「じ、自分の妹を恋愛対象にするだなんておかしいです!! それに……セックスをしているところを想像するととても気持ち悪い……!!」



「「ブフッ」」



妹達が思わず吹き出した。


「いやいや……それはないわ〜」


「同性異性関係なく他人のセックス想像する方が気持ち悪いと思うんだけど。貴方の視界はAVですか?」


妹達が私の身体に纏わりつく。


「嫌いなのは仕方がないよ。でも、そういうのはあまり言わない方が良いよ。傷つく人も居るからね」


「それにしょうがないじゃない―――」




  誰が誰を好きになってもその人の勝手でしょ?



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