#書きかけの小説。多分、時間かかると思われる(-)_(-)
【残り三日の無駄遣い】
お医者さんから、余命を告げられて半年がたった今日。
残り三日を経て、私はしたい事ができた。それは傍から見れば、あまりに幼稚な事で、標的になった当人は大迷惑な事だろう。
私は残り三日の命の使い方を、間違っているのかもしれない。だって、この世界には意外と楽しいものがたくさんあるし、面白い人たちがいっぱい居る。
それでも、私は自分勝手に選んだ。残り三日の命を無駄遣いするような行動を。
◇◆◇◆◇◆
「ねぇねぇ! 美味しいものあげるから、お姉さんに着いて来ない?」
「......」
掴みとしてはベストだと思ったんだけどな? 丘乃君の反応はイマイチ。
こういう、ある人と接点を持つ時の掴み所は、人間関係における最も難しい事の一つだ。
初手から躓けば、その後の交友は絶望的。
それが今まさに、私に云えることで、
「..通報、通報..」
「あ、ちょっと。 タンマタンマ! えーっとね、これは普段私が喋らない人との交友接点を探る掴み技で....決して不審者の常套句で言ったんじゃないよ!?」




