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#書きかけ・一部抜粋

◆◇◆◇◆◇◆◇






「────あ、──りの、阿莉之っ」


「..な、なんだよ?」




 飯沼の揺さぶりで、俺は覚醒した。


 寝惚けた目で飯沼の方を見てみると、なんか飯沼は不機嫌そうな表情だ。




「寝言」


「....えっ?」




 まさか。寝相がいい俺が..寝言だと??




「寝言..まさか俺が寝言を言ってたってことか?」


「そうだっ。お前さっきから寝言がひどいぞ。危うく、うるさいから、その喉を締めるところであった」




 なんとも、悪い冗談だ。俺にはブラックジョークが通じないんだぞ。




「嘘だろ? 俺人生で一回も、寝言言ったことない自負があるんだが」


「..そんな馬鹿な誇り掲げて恥ずかしくないのか?」


「人の誇りを馬鹿にすんなよ」


「はいはい。そんな事はどうでもいい。事実、後ろから馬鹿っぽい寝言が聞こえてきたんだ」


「待て待て! 俺が犯人みたいな前提で語ってるがな、他にも寝てる奴居るんじゃないか?


そうだな....例えば..」




 辺りを見回して、それらしい奴が居ないか探す。




 


 

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― 新着の感想 ―
[良い点]  ね、寝相が良いと寝言言わないのですか?  それは聞いたことない論理ですが、最後まで読みました。  これをどう続けるのかということで、私は自分の身に引き寄せて考えてしまいますが、こう…
2023/10/30 08:25 退会済み
管理
[一言] 最高に楽しいです。何度も驚かせていただいています。 特にセルバンテスとスパゲッティと今回はちょっとヤバいです。 元気出ました。ありがとうございます。
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