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第6話 市街地戦闘

 ソラツグ達の人混みに銃口が向けられ、銃が発射される寸前、


 キィィィィィイ


 機械音がして、突然大型ロボットが現れた。

 青紫と桃、白色のラインで彩られたスマートなロボットだ。


 そしてMTメカニカルタイタンドーベル型を殴り飛ばす。


 ガィィン!


 MTドーベル型はもんどり打って倒れた。


 ソラツグは動転する。


「何だ?あのロボット、何もない所から現れたぞ?」


 ロボットから合成音が響く。


「これからここは戦闘区域になります。一般市民は危険ですので非難してください」


 茫然としていた市民たちだが、

 わああ、と散り散りに逃げ出す。


 ソラツグも避難する、が戦闘が気になってある程度離れたところから様子を伺う。


 MTドーベル型は倒れたまま銃口をロボットに向ける。


(危ない!)


 ロボットは銃を蹴り飛ばす。


 そして強引にMTドーベル型の胴体部分のハッチをこじ開ける。MTドーベル型も抵抗するがびくともしない。


(スマートな機体なのになんてパワーだ!)


 中から兵士らしき人物が現れ逃げ出そうとする。が、ロボットに捕まえられ、周りに集まった警察の所へ引き渡される。


 警察はロボットからも事情聴取をしようとしていたがロボットは現れた時と同様、突然消える。


(光学迷彩?いや違う)


 ソラツグはその一部始終を茫然と見守るしかなかった。



 翌日、学校。


「ニュース視たかアマノ!」

「あ、うん」


「すげえよな?このドームでロボット同士の戦闘だぜ?」

「うん凄かった。あと捕まった犯人、地球至上主義者のテロリストだってね」


「お前現場に居たのか!?」

「うん」


「どうだった?危なくなかったか?謎のロボットはカッコ良かったか」

「うん大丈夫。所属不明のロボットに助けられたよ。超カッコ良かった」


「そうか。それにしても地球の連中許せないよな。あ、アマノ、お前は違うぜ?」

「わかってるよ」


 ツチヤはポケットから端末を取り出し、


「動画もUPされてるぜ。凄げえ迫力」

「興奮するよね!」


 それを遠巻きに見ていた女子達が、


「ほんと男子たちはお子様ねー。ロボットであそこまで盛り上がれるなんて」

「そうね」


 カグヤは黙ってソラツグの方を見ていた。


 放課後、おやっさんの工房。


「よう、ソラツグ。昨日帰り道でテロがあったんだって?」

「はい、おやっさん。凄い迫力でしたよ!」


「馬鹿!お前は無事だったかって聞いてるんだよ!」

「あ!有り難うございます!どこも怪我はしてません!」


「ならいいんだ」


 ソラツグは思案顔になる。


「あのテロリスト、どこから入ってきたんでしょうね?」


 おやっさんは腕を組み、


「商業区に一番近いハッチからエアロックを通って入ってきたらしい。今は近隣含めこのドーム全域の出入り口にMTメカニカルタイタンが配置されている」

「厳戒態勢ですね。その情報はニュースで?」


「ああ。今日はそのニュースで持ち切りだからな」

「なるほど・・・」


 おやっさんは親指で後ろを差し、


「この事件の関係で部品の到着に遅れが出ている。今日はもう帰っていいぞ」

「えっ?そうなんですか?・・・わかりました」


 ソラツグは帰路に着く。

ここまで読んでいただき有り難うございます。

評価とかしていただければやる気とか出ます。


だいたい土日に更新します。

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