アコーディオンとの馴れ初め
初めて眼の前でアコーディオンを見たのは、小学生の頃です。
小学校の音楽の先生がアコーディオンを弾ける方で、音楽の授業の合間に弾いてくれました。
TVでアコーディオンを弾いているのは見た事はありました。ピアノみたいだけど小さな楽器だな〜くらいにしか思っていませんでしたが、実際に見ると意外と大きい楽器でした。
初めて目の前で聴いたアコーディオンの音色は、ピアノのコツコツした音とは違いました。ふんわりとして聴いている人を包み込む感じで、とても素敵な音でした。小さい頃からピアノを習っていたので生の音楽に慣れていましたが、音楽の先生が弾くアコーディオンの音色はTVから聴くのとはまるで違うので、とても驚いた事を憶えています。
私の通う学校は普通の公立小学校でしたが、毎年「小学生の合奏音楽コンクール」に参加しており、5・6年生は強制的に参加させられていました。で、ピアノが弾ける者はアコーディオンを担当させられました。
という訳で、私はアコーディオンを弾くことになりました。
それから、、、
アコーディオンを習い始める事は無く(苦笑)・・・近くにアコーディオンの先生はいませんでしたしね。
ピアノを続ける事も無く(笑)・・・他にやりたい事がありましたし。
普通に、中学・高校・大学・就職と進みましたが、元々「糸の切れた凧」的性格の私はチョイとグレまして、ピエロの学校に行ったんですよ。
ピエロの学校で風船やジャグリングを習いましたが、普通の生活をしてきた私には目立つ芸が無く、どうしようかなぁ〜と考えた時に思い出したんです。私って子供の頃にアコーディオンを弾いた事があるじゃん!って。それに、ピエロがアコーディオン弾いたら可愛いじゃん!って、思っちゃったんですよ。
と言う訳で、アコーディオンを弾き始めたんです。
初めてアコーディオンを弾いてから15年以上経った時に始めた暴挙でした(爆笑)