第8話
ルード「ふぅ〜。やっと外れたぜ〜。」
ルナ「じゃこっちの首輪付けてあげる。」ニコニコしながら、近くに寄る。
ルード「いい!自分で付ける。」
ルナ「え〜!付けたいのに〜。あっ!もしかて、照れているの?」
ルード「お前が何か気持ち悪い顔してるから〜自分で付けるんだろうが!」
ルナ「気持ち悪いって何よ!」
ルード「オメェ〜鼻の下が伸びていたぜ。若干ヨダレも垂れていたし〜。」ジト目で言う。
ルナ「ちっ」舌打ちしながら、首輪を渡す。
ルード「・・・(あれ?こいつこんな感じだったけ?小さい頃は、大人しかったイメージがあったのに〜。何か残念感が出ているのは、何故なんだろう?)」
ルナ「ちょっと何か失礼なこと考えているでしょー?」
ルード「え?そんなこと無いぜ」と言いながら、斜め上見て誤魔化す。
ルナ「まぁ〜いいわ!それじゃ行きましょう〜?」
ルード「ああ。」と言いながら、一歩踏み出した。踏み出したら、バランス崩し転倒する。
ルード「クソッ!筋肉が落ちて力が入らねぇ」自分の足見て顰める。
ルナ「・・(これは、チャンス!ルードをおんぶ・・いゃ!お姫様抱っこ出来るわ。ルードの匂いもクンカクンカ出来るわ。キャッー!ここは、慎重にいくのよルナ!)」また鼻の下を伸ばす。
ルード「・・オメェ〜⁉︎また、良からぬことを考えているだろ〜?」鼻の下を伸ばしているルナを見て、言い放つ。
ルナ「そっそんなこと考えてないわよ!それより、まだ大変だから〜お姫様抱っこじゃなかった・・運んであげる。」ちょっと汗をかきながら言う。
ルード「オメェ〜!クソッ!ぜってぃ〜オメェの手は、かりねぇ〜!地べた這いずり回ってってでも自力で行く!」
ルナ「え〜!でも〜!そんなことしてたら遅くなるし〜汚れてしまうわょ?」
(あれ?汚れたら、一緒にお風呂に入れるわぁ?それだわ!)
ルナ「分かった!じゃ行きましょう〜。」また鼻の下を伸ばす。
ルード「オメェ〜。急に素直になりやがって、何かまた変なこと考えているだろ〜!」
ルナ「そっそんなことないわよ?」(やばい!ばれた?)
ルード「クソッ!あっ!車椅子用意しろ!それだ!
ルナ「わっ分かったわよ!」残念そうな顔をする。