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黒蜥蜴〜悪を狩るには、悪を〜  作者: クラリス博士
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第50話

お読み頂きありがとうございます。

ちょっと忙しくて、書く時間が作れませんでした。

なるべく毎日投稿致します。

応援・ブックマーク・ポイント評価お願いします。

お手数をお掛けしますがよろしくお願いします。

ルード「この訓練は、これからはお前ら寮で各自でやれ!

ベネットは、なるべく能力発動しっ放ししろ!」

ベネット「えっ!もう訓練でしないのですか?」(ご褒美が〜!)

ルード「ああ。訓練の時間が勿体無い。」

ベネット「はぃ。」(とほほ〜残念!)しょぼーんとする。

ルード「訓練再開するぞ。ちょっと場所移動するぞ!」

そう言って、訓練場の通路に移動する。


ルード「よーし。お前らちょっと見てろよ!」

そう言うとルードは、壁に向かって走り、壁を蹴り壁を走り抜ける。

通路は、30メートルあり端から端まで走り抜ける。

今度は、向こうの端から来るのだか右の壁左の壁上の壁下の壁と蹴りジグザグに高速で移動してこっちの方に向かってきた。


13番隊「⁈」みんな驚く。

ルード「よっと!こんなもんよ!

脚力を活かした技だ!

本来なら空脚という技があって、空中で空気を蹴り飛んだり、相手を惑わす技なんだか。お前らは、まだ空脚が出来んからその応用技みたいなことをやってもらう。

さぁ〜やれ!

甲冑は、重いから外せよ〜!」

両手を広げドーンとやれというポーズをする。

ルナ「何か人間技じゃないんだけど?何かコツは、ないの?」ルナですら焦る。

ルード「人間技だと思うぞ?確か東の国では、ニンジャと呼ばれる部隊がいてこれが当たり前に出来るらしい。

俺が出来るし、そのニンジャが出来るんなら人間技だ!

コツか〜?う〜ん?落ちる前に上にどんどん蹴りあげる感じ?」

ルナ「ニンジャ?聞いたこと無いから分からないけど、その部隊すごいわね〜!

人間技なのね?

分かったは、やるわ!

みんなもやるわよ。」

13番隊「・・はい!」


彼女達は、これまでの走り込み訓練で脚力がついたが5メートルくらいしたところで地面に落ちる。

ルナですら15メートルくらいだった。


ルード「オメェら脚力まだまだだなぁ〜!

もっと走り込み増やした方がいいな〜?」

13番隊「ビクッ」(ヤバイ鬼畜プレイ発動するわ!)皆焦る。

その後、必死に壁走りをするができなかった者には、ペナルティでランニングがさせられていた。


ルード「よっ!休憩するぞ!」

13番隊「ほっ」ハードな特訓の為、皆休憩と聞き嬉しがっていた。


彼女達が集まりご飯を一緒に食べる。

ルナ「・・モグモグ・・ゴクリ。あっ!皆聞いて!明日新しい防具が届くわよ!」

ルード「前に言った皮製か?」

ルナ「そうよ!ルードの言ったように軽量化の為、胸当てのみにしたわ!」

ルード「うん。その方がいいだろうな!」

ルナ「防御力が落ちるから一撃でも食らえばヤバイけどね。」ちょっと心配な顔をする。

ルード「そうだな。だからこそいいんだ。甲冑だろうと食らえばダメージを食らう。

だから一撃も食らわないようにスピード特化型を目指す。」

ルナ「ルードから見て今の私達は、どの域にいる?」

ルード「他の騎士団を見てないから騎士団での比較が出来ないが、速さだけなら賞金首ランニングの中の上レベルまできてると思うぞ。

ルナだけで見たら、多分上位くらいかな?」

ルナ「どうしてルードは、賞金首ランニング詳しいの?」賞金首ランニングの力量に詳しいので疑問に思い聞いてみた。

ルード「うん?あ〜修行時代に一人相手したことがあるんだ。」あんまり言いたくなさ気に言う。

ルナ「誰よ?上位者?」

ルード「まぁ〜な!上位者だけど?ちょっと言えん!」

ルナ「何でよ?」

ルード「ちょっと借りを作ってしまってな!

そいつとは、まあ〜いずれ闘うことになるから気にするな!」

ルナ「これ以上言っても言わないと思うから聞かないけど」ちょっと拗ねる。

ルード「それより飯だ!飯!」

ルナ「はいはい」

他の団員達も気になるみたいでチラチラ見て聞き見をたてていたが、ルナが諦めたので彼女達も追求せずに終わった。


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