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黒蜥蜴〜悪を狩るには、悪を〜  作者: クラリス博士
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第31話

ルードが部屋でくつろいでいるとルナが帰ってきた。

ルナ「何で先に帰るのょ?寂しいじゃない。」

ルード「は?」また面倒くさいことを言い始めてきやがった。

ルード「それより茶〜」

ルナ「無視された・・・分かった・・」ちょっとしょんぼりしながら、お茶を取りに行く。

ルード「あいつには、俺なんかよりもっといい男と一緒になって欲しいんだかなあ〜」とつぶやく。でもどこか寂しい表情をする。


ルナが戻ってきて一緒にお茶をする。

ルナ「そういうば、まだ聞きたいことがあるの!」

ルード「うん?何だ?」

ルナ「13年前は、その黒いアザなかったよね?しかも、トカゲぽいし何それ?」興味深々で聞いてきた。

ルード「ああ。これか〜?」これかといい服を少しめくる。黒い蜥蜴が見る。

ルナ「⁈あれ?ちょっと動いた?」

ルード「おっ?珍しいなぁ〜こいつ偶に動くんだぜ!」何事もなく言う

ルナ「え?大丈夫なの?」

ルード「こいつか?大丈夫だ!実は、こいつは、生きているんだ!」

ルナ「⁈どういうこと?」

ルード「修行時代に色々あって、俺の体に封印した。こいつは、それ以降ずっと俺の中で生きている。とりあえずは、寿命とか影響ないらしい。封印した師匠が言うから問題ないだろう。」平気な顔で言う。

ルナ「そうなの?」

ルード「ああ。封印が解けない限り大丈夫だ。」

ルナ「封印が解けたらどうするの?」

ルード「う〜ん?多分戦うだろうな。」

ルナ「え?戦うの?」

ルード「ああ。多分〜食い殺さるがな!まぁ〜そうならないように封印は、解かないよ!」

ルナ「・・・食い殺すって・・こんなトカゲが?」

ルード「まぁ〜気にするな!大丈夫だ。」

ルナ「気にしても確かにしょうがないけどね・・」

ルード「ああ。そういえば、俺も聞きたいことがある。」

ルナ「何?私のスリーサイズとか?」

ルード「オメェ〜!人が真面目な話ししているのにくだらないこと言うな!」ルナの頭に拳骨をおとす。

ルナ「うっ!いたぃ〜!もっとしていいよ!」変なことを言い始めた。

ルード「ちょっと引くわー!」ルードのソファーの隅による。

ルナ「ちょっと冗談よ!冗談!」笑いながら言うが目が笑ってなかった。(多分〜冗談じゃないだろう)

ルード「話し戻すぞ!はあ〜!えーと、確か一年前に赤い月のメンバーだった奴が投獄中に死んだよな?」

ルナ「ええ。そうよ。」

ルード「王城の監視がある中で殺すのは、中々難しいと思ってよ!気になってんだが?」

ルナ「ええ。私もよ!」

ルード「もしかしたら、王城内に赤い月と関わりがある奴が混じってないか?」

ルナ「確かにその線があるのよ。だけど能力者を使って調べたんだけど、ダメだったわ。」

ルード「能力者は、この間言っていた嘘を見破る奴か?」

ルナ「ええ。そうよ。」

ルード「そうか。じゃ〜何らかの能力を使って侵入されたか?うーん?何か腑に落ちないだよな?」

ルナ「確かお父様もそう言ってわ。まだ調べているみたい。」

ルード「そうか。何か分かったら、教えてくれ。」

ルナ「ええ。分かったわ。もう遅いし御飯にしましょう!」

そう言って、御飯を食べて直ぐにお風呂に入って寝るのでした。

ルードは、ソファーで考えていた。

ルード「あの能力を使って調べた方がいいかな?でもなあんまり能力使いたくないんだよな」とつぶやいて、ちょっとしてから寝るのでした。

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