第21話
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13番隊の訓練場の周りをガシャガシャ音を立ててぐるぐると走り回りっていた。ルードは、筋トレをしながら見ていた。
ルード「おぃ!遅いぞ!ダッシュだといったらだろ!」
ルードが檄を飛ばしているがいかんせん甲冑は、重いのでペースが上がらない。どんどん疲れて、むしろ遅くなる。
ルード「おいおい!ペース落ちてるぞ!死ぬきで走りやがれ!スタミナないなぁ〜!」
13番隊の小言が聞こえる。【こっ、殺されるーうっ!死ぬっ、ハアハア】聞こえないように言う。
ルード「まだ喋る体力残っているじゃないか?うん?」
13番隊の全員がゾッとする。【地獄耳だわ。】ルナがすかさず「むっ、無駄口をたたくな!本当に殺されるわよ!、くっ、ハアハア〜」その言葉で黙りこむ。
13番隊が走り終わった。皆くたびれて、地面に倒れこんでいた。13番隊の誰かが言う【もう動けないわ〜ハアハア〜】
ルードがそんな倒れこんでいる13番隊に近づき言う。
ルード「おいおい!そんなでくたびれんな!誰が休憩と言った?立て!」
13番隊が全員「⁈えっまじ」
ルード「オメェら根性ねぇから叩き直したる!さあ〜立て!」笑いながら言う。
全員がうっ!とかぐっとか言いながら立ち上がる。
ルード「よしっ!お前ら殴り合え!」
13番隊「⁈えっ?」本気かこいつみたいな顔をする。
ルード「オメェら耐久力がないし。根性ないから良い訓練になるぞ!俺の計画は、やっぱり良いな!だろ?」頭のネジが飛んでいる発言する。
13番隊「⁈(・・鬼チクショー発言だわ!この人頭が壊れている・・ヤバイやつだわ。)」皆唖然とする。
ルード「うん?どうした?どーんやれ!」真顔で言う。
とりあえず、皆立ち上がり一対一で組み始める。簡単な組み手をし始めた。
ルード「おいおい!何で寸止めしてんだよ?バカか?言っただろうが!殴り合えと!」
13番隊「えっ?まじですか?」
ルード「おいおい!こいつらマジかよ!あ〜!お前ら犯罪者が襲ってきて、寸止めしてくれると思ってのか?犯罪者を寸止めして、倒せるのか?おいどうなんだ?」
ルナ「ええ!実戦では、そんなことにならないわ〜!」
ルード「だろ?後、昨日の剣術もそうだぞ!何だあれ?避けやすいように振りやがって〜見てて蕁麻疹が出てくるぜ!」腕をかいて、嫌そうな顔をする。
ルード「分かったなら〜さっさとやれ!時間がもったいない!」
13番隊「うっ!はい!」
皆が殴り合う。相手に当たり、崩れる人がいた殴った方は、立ち尽くしていた。
ルード「おいおい!何で待っているんだよ?」
女「えっ?でも・・」
ルード「は?犯罪者は、待ってくれないぞ!お前らを犯すだぜ?いいのか?お前は、犯されたいのか!」
女「いえ。私は、犯されたくないです。」
ルード「だったら真剣にやれ!あと殴られた女!お前は、何故直ぐに立ち上がらない?お前も犯されたいのか?」
殴られた女「いえ。」直ぐに立ち上がる。
ルード「あとな〜!組み手舐めるなよ。剣がなくなった時は、拳が武器になる。しっかり考えて組み手やれ!ただのガキの喧嘩じゃないんだぞ!攻撃・防御・回避をちゃんとやれ!」
周りの13番隊も聞いていた為、全員が返事をする。
そして、皆が青あざだらけになりながら、組み手をしていた。
気づいたら昼になっていた。だか皆立ち上がることが出来ない状態だった。
ルード「よしっ!昼休憩だな!」
誰も返事をしない。
ルードは、それを見てはあ〜とため息を吐き一言言う。
ルード「う〜んっと。お前らにしては、頑張ったな!」頭をかきながら照れくさそうにして、そして爽やかな笑顔をおくる。
13番隊全員「⁈(あの笑顔は、反則ですわ。ギャプ萌えだわ。)」
ルード「なんだよ〜!はよ休憩しろ!」
そして、鬼訓練午前の部が終わるのでした。