第12話
ルード「けっ!何で俺がそんな連中らの中に混ざらないといけないんだ!しかも俺は、男だぞ!」
ルナ「司令官に特別措置で了承を貰っているわ。あと何度も言うように、ルードの保護観察官は、私だから13番隊に居てもらうわよ。!」
ルード「チッ」舌打ちする。
ルナ「話しを続けるわよ。元々は、みんなそれぞれ違う部隊にいたのよ。でも、男の部隊に混ざると色々問題があるのよ。男が威張って私達を認めてくれなかったり、私達が訓練で試合をして勝っても女だから〜手加減してやったとか吠え面言ってくるやら!あと一番問題が強姦しようとする連中らもいるの!騎士団に入る人は、割と裕福な家系だから結構みんな綺麗だったり可愛いかったりするのよ。だから狙われやすいの!そういったことで私が司令官に説得して、新しく部隊ができたのよ。」
ルード「で?」興味なさげで言う。(そんなの知らん!俺は、一人勝手に鍛えればいい。)
ルナ「ルードは、一人で何でも出来ちゃうからどうでもいいと思っているかもしれないけど、ルードの活動は、13番隊全員との活動になります。」
ルード「はあ?知るか!そいつら足手まといだ!はっきり言って、お前ですら足手まといなのにそんな奴らのことなんて知るか!!」
ルナ「確かにルードの本来の力があれば、私なんて邪魔でしょう!ですが、ルードは、もう私の部下です。私の指示に従ってもらいます。」
ルード「勝手にでしゃばりやがって!調子乗ってじゃねぇぞ!」
ルナ「そんな子供みたいに吠えても変わりませんよ。」
ルード「このアマ〜!」
ルナ「ちょっと言い過ぎましたね。すみません。まだ話しがあるので続けますね。」ルナは、冷静に続ける。
ルナ「先程もいいましたが、ルードには、13番隊として活躍してもらいます。13番隊全員を鍛えあげ、罪人達を処罰してもらいます。」
ルード「何でそいつらまで、俺が鍛え直さなきゃいけないだ!」
ルナ「あなたの部下だからよ。」
ルード「知るか!」
ルナ「部下達と一緒頑張りましょう。」
ルード「・・・」もう何を言っても、変わりそうがないので黙りこむ。
ルナ「・・・」少し沈黙する。
ルード「・・その部下使い物にならなくなって知らんぞ!」
ルナ「はい。いいですよ。」(みんなごめんね〜。ここであれこれ言うとルードやる気なくなっちゃうからなぁ〜。ルードなら何とか手加減してくれるでしょ?多分大丈夫だよね?汗)ちょっと汗をかきながら返事をする。
ルード「オメェも結構、鬼だな。」悪そな顔をする