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無敗の門番  作者: 魃
第一章~サンドリア王国~
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第二話

くっ、滝峰 つづりに負けそうや...


まだまだこれからや!



負けられない戦いがここにある.....


二人が王城へと向かうといろんな騎士の噂を耳にした。

商品の強奪、無線飲食、暴れるなどの迷惑行為。

しかしそういった問題も騎士が解決している。

「あーあ、こんな噂耳にしたら騎士なんてなりたくなくなってきたな」

「君は元からなりたくなんかないだろ」

ロイに冷静に突っ込まれるシグルド。

「しっかしまあ、ーー」

そびえ立つ城を見上げるシグルド。

「でけぇ城だこと」

「たしかにね。この規模は世界最大級らしいよ」

そして城門へと歩きだす二人。



「止まれ!!貴様ら何者だ!!」

門番に呼び止められる二人。

「僕たちは山奥の村から来ました。聞いてませんか?

「おぉ!お前らがか!話は聞いている!通れ!」

(終始うるせぇな、このオッサン)

シグルドは耳を押さえながら歩く。

そしてふと立ち止まり、振り返り

「なぁ、オッサン。俺たちが嘘をついてる可能性は考えなかったのか?」

「ふん!わしくらいになれば嘘をついてるかどうかぐらいわかる!......お前達の実力もわかる。わしなんか相手にされないこともな!」

「そんなことないぜ、オッサン。少なくとも町にいたチンピラ騎士の数十倍は強いだろ?なぁ、ロイ」

シグルドの問いにロイは

「そうですね、あんなやつらよりは確実に強いと思いますよ。あとシグルド。目上の相手には言葉使いに気を付けないといけないよ」

「へいへい。」

「はっはっは!気にするな!また来いよ!」

「おうよ、またな。オッサン」

二人は門番と別れた。




そしていよいよ入城とシグルドがワクワクしていると

「お前らの実力、試させてもらう!」

二人は百を越えるであろう騎士に囲まれていた。

「はぁ、いきなりですか」

「仕方ない、さっさと終わらせるよ」

二人は腰にさしていた刀を抜いた。

「おーし、やりますか」

「シグルド、油断禁物だよ」

「わかってるよ」

そしてロイは静かに刀を構え

「『炎の精霊のイフリートソード』」

ロイの刀は炎に包まれた。そして騎士へと突っ込む。

「な、なんだ、こいつの剣!?燃えてるぞ!」

「構うことか!行くぞ!」

そして騎士の剣と、ロイの刀が交わーーることなくろロイはその勢いのまま相手を斬り捨てる。

「さっすが、ロイくん。やるね~」

傍観者を気どっているシグルドに弓矢が放たれる。

回避など不可能、に思える攻撃。

シグルドはその弓矢を、打ち返した。

「はぁ!?」

思わず声がでる弓騎士。そして倍速で飛んでくる弓矢。

「ぐっ!!」

相手は避けれなかった。

「んじゃ、俺もやりますかね」

六人ほどが一斉に襲いかかる。

シグルドはそれを全て受け流し、味方同士を斬るように仕向ける。

「やっはこれが効率いいなー、でも疲れるな」

刀を鞘に戻しシグルドは

「ロイくーん!めんどくさいからもう終わらせてー」

「はぁ、君ってやつは。『爆炎...』」

「そこまでっ!」

騎士長らしき男の声でロイの動きは止まった。

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