朝の日課(二百文字お題小説)
お借りしたお題は「朝の日課」です。
田守優子は私の親友。ちょっと独特な子だ。
しばらくぶりに優子とランチをした。
何だか眠そうな優子。体調が悪いのだろうか?
「あんた、毎朝、出る?」
いくらもう食べ終えたとは言え、そんな話題はやめて欲しい。
「毎朝は出ないよ」
便秘気味の私は俯いて応じた。すると優子は、
「私は毎朝たくさん出るよ。出過ぎて困るくらいだよ」
私はギョッとしてしまった。
「最近、寝不足気味なんだよね」
大きな口であくびする優子。そっちかい!
ということでした。