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【シリーズ】 13代目の破壊神

轟かす暗雲

作者: 千路文也

 私の剣が暗雲を轟かす時。


 世界は常闇の種族に滅ぼされるだろう。


 それは、君と私が待ち望んだ結果でもある。


 奴らは無様に頭を垂らし。

 

 私と君に命乞いをする。


 君と私は同時に微笑み、奴の頭を切り落とす。


 そして、声高らかに笑う。


 手を繋ぎ、不朽体を消し飛ばし。


 全ての聖人を地面に這いずり回す。


 悪人達が世界を制御し。


 聖人共は貧しい生活を過ごす。


 そう、君の世界は私の世界。


 もう怖がる必要も無い。


 君の隣には私がいるのだから。


 

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